この土日は転生庵にて「星空合宿」はじめ、参加者は多くて十人にもならないだろうと見込んでたけれど、前々日から前日、さらに当日にかけて、追加申し込みが続いて、結局キャパギリギリの、大人子供合わせて二十名を超える大所帯になりました。
幸い、スタッフがあれこれ動いてくれたり、参加者が自主的に作業してくれたりで、大きなトラブルにも、事故にもならず、いつも通り・・いや、いつもよりも、対話の時間内容が深まった気がしなくもない。ランチのおそばからスタートして、元気な子供たちや外遊びしたい大人たちはるり渓までいって、水遊びやら、木陰トークを楽しんでいただいて・・・
タイトルの星空合宿と銘打ったものの、ファイアートークの後のミッドナイトトークあたりでかなりの方が沈没したのか、星空を眺めたのは数人でした。が、たまたまなんとか流星群の時期に重なったせいか、数時間のうちに、六回も流れ星を見たラーキーな人も。私は一つ見つけて安心して、星空観察からは撤退したけれどね。
翌日は、お散歩タイムとかあったけれど、みなさん語り出したら止まらなくて、お散歩もパス。結局二日目のイベントはそうめん流しだけになっちゃいましたが・・・流しそうめんセットを作るのに、みなさん四苦八苦してたけれど、なんとか無事製作終了・・・で、そうめんを流し始めたら、こどもたちは大はしゃぎで、流れるそうめんを箸ですくうのに夢中に・・・そして大人たちもね。そうめん流しはなぜにこんなに人の心を掴むのか・・私には謎ですが・・（笑）
転生庵をあれこれお片付けして、センターに帰り、お泊まり組の人たちの晩ごはんを用意したり、翌日のメンズカウンセリング講座の準備をしたりで・・もう私はへろへろ。なんせ、前夜の語りはよる三時頃までやってたし、朝ご飯の準備に私は七時前には起床してたし・・・日曜朝も、ネオの散歩やら、講座の準備やらで六時頃起床したりで・・もう完全に寝不足のへろへろ。
とはいえ、講座では八、九人の参加者があり、これまた、センター開催としてはけっこうギリギリで、私もぼんやりするわけにもいきません。しっかり資料作り、場所作りをして・・朝は九時半から、夜の18時頃まで、講座をこなしましたが、さすがにおしゃべりを始めたら、アドレナリン作動状況になって、語りは湧いて出てきます。どこからこの言葉が出てくるんだろうと、不思議になるくらいに。
初参加の方もおられたけれど、メンズカウンセリングがどういうものか、それなりに理解してくださったものと思います。基本的にはユングやロジャースなどの思想からナラティブセラピーを敷衍し、さらに、その先をひた走る最先端の援助論で支援しているのがメンズカウンセリング。資格や権威を既存の権力構造の一部として、否定することで、当事者との信頼や相互理解を深め、真に回復するための物語の著述を可能にすることが可能となります。
今回はLGBTやSDGsの言説の虚構を提示し、そんな病理社会から当事者を解放していくための援助論、援助実践として、メンズカウンセリングを語らせていただきました。そんな講義のあとのカウンセリングのロールプレイをいくつか・・これまたかなりのベテランがやったのもあってなかなかリアルで、心理描写がよくわかる学びの多いロールプレイでした。
この二日間・・・私はほんとよー働いた・・・というか、よー遊んだというか・・あつというまに二日間が過ぎちゃいましたが、また、11月の芋掘り合宿で会おうねー・・ということばが心に響いてた私でしたとさ。
