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日本家族再生センター

グループワーク 支援記録

快感って・・・いい感じ・・・心育つところ

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今日の女ワーク、リアル参加一名、オンライン参加五名で、前回同様アットホームな対話になりました。お題は「快感条件」と「心の距離」と二題。

人はあるがままを受け入れられ、心地よい体験を重ねて育てば、自分の存在や世界に対して肯定的な認知を獲得するけれど、逆に不快で苦痛に満ちた生育環境で育てば、自他や世界に対して否定的な認知を獲得するでしょう。もちろん、これは無意識的な作業なので、本人はさほど意識してなくて、空気のようなものですし、その認知は後々の人生まで影響します。この辺り、マズローの言う欲求の階層説ともリンクすることです。

で、私はセラピーの中で心の育ち直しという作業をするわけですが、それは生育の中で本人が求めても求めても与えられなかった、愛情や承認の心の穴ポコを埋めていく作業とも言えるでしょう。と言うわけで、その作業は心地よく、楽しく、安心で安全な場を提供することとなるわけです。

実際のワークでは「快感条件」として、自分にとって居心地の良い空間とか、関係とかはどんなものか・・を検証してもらい、それが実際に得られたかどうかについても確認してもらいました。

そんなこんなをシェアしてみると、心地よい空間や時間はどんなものか理解はできても、なかなかそれは簡単には得られなくて、日常はけっこうストレスフルだったり、ネガティブな感情に苛まれたりする、ということも確認して頂けたようです。

そして、ワークの場で、本音で語り合えて、不満や不信感もあまり感じずに済むということで、ワークの場こそが本人にとって、心地よい場であって自分の心の居場所になっていると言うことを話してくださいました。

努力忍耐ばかりを求められ、失敗を叱責されてばかりいたら、その人は自己肯定感も自己信頼感も、そして他者や世界に対する肯定的な認知も得られず、不安と恐怖、自己否定感や孤独感に苛まれた人生を送ることになりかねません。それでどんな学歴を得ても、どんな地位や資産を獲得しても、・・むしろ獲得すればするほど、本当の幸せから遠くなってしまう・・・そんな気がするのは私の思い込み?  な訳はないと思うけれどね・・みなさんどう思います? コメントくださるとありがたいですー♬

ワーク後のランチは親子丼でした。

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