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映画評

戦争しちゃダメ・・・いっぱい人が死んじゃうよ

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今日はローランド・エメリッヒ監督の「ミッドウェイ」をみてきました。ほんと久々のシネマ。前回は「グランドジャーニー」で、これも実話に基づく映画で十分楽しめました。

今回のミッドウェイもほぼ歴史に忠実に、誇張も歪曲もなく時系列に事実を再現しています。その映像はどうやって表現したのか、そのリアリティーには脱帽ですが、善悪を語らず、たんたんと戦争を表現したのは見事です。

兵士も将校もその家族も一人一人が戦争に巻き込まれ、時には悲惨な体験を強いられるけれど、その歴史に巻き込まれずに済むことは可能でしょうか。戦争という狂気はおそらくそれを許しません。私たち一人一人にできることは、戦争という手段を国家が選ぶ前に、外交というチャンネルで国家や国民を守るだけではなく、世界の平和や人権を守るべき政策を可能にする政権を作ること・・・は理想です。現実の世界では、国家権力が権力の都合で国民を犠牲にする、その手段として戦争を用い、人々は否応無く巻き込まれる・・というところでしょう。

そんな現実の中で、私たちは何をなし得るのか・・極力巻き込まれないように・・巻き込まれても実害のないように自己防衛を図るくらいしかできないのかもしれません。

いまの政府・・・自民保守政権の歴史を見ると、政府を信用してたら、命も暮らしも搾り取られてしまうという悲しき現実が見えてしまいます。所得水準も下がり分配率も低下し、格差は拡大するばかり。先進国では最悪です。

そしてとどめの現実がコロナ騒動です。現政権、コロナパンデミックを煽ることで、いろいろやりたいことがあるようです。今の政府が戦争を望んでいるとは思わないけれど、世界を動かしている金融資本は、戦争を利権の道具に使ってきたという事実があります。各国政府はその金融資本の手先にしか過ぎなくなっているのかもしれません。

この現実の前に・・・私たち一人一人は何ができるのか・・・ミッドウェイを楽しみつつも、これからの世界を危惧する私です。何度でもいいます。マスクなんかしてる場合ちゃうよ!!

ちなみに今日のシネマ、ギリギリに入ったら、なにやら最前列のシートしかチケットなくて、やむなくそれを買ったけれど・・ニ列三列も結構空いてた・・コロナの三密対策でしょうか・・ああっ空席解除は明日からだわ!! それにスタッフが「マスクしてください」と言ってたけれど、はいはいと言ってノーマスクのまま入りましたヨ、もちろん。

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