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カウンセリング 支援・援助論

言葉のマジック・・・カウンセリングの醍醐味

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私は言葉を使ってお仕事?をしています。投薬でも楽になれなかった方が、一時間のカウンセリングですっきりできましたと言ってくれたり、あちこちカウンセラーのところに行ったけれど、解決しなかったと言う方が、なんどかワークに参加するうちに、なぜかいきいきし出したり、体も状況も特に変わるわけではないけれど、私に関わってなぜか楽になれたり問題解決したり・・マジックのようなことが起こるようです。

私にとっても、それはありがたく喜ばしく、また面白くもあります。この喜びや面白さはセラピストの私にはとても魅力的でお金や地位には替えられませんし、やめる動機もありません。

そんな私がカウンセリングやその他セラピーの中で、何をしているか・・・言葉で伝えるのはとても難しい・・・けれど、多くのカウンセラーやセラピストが、たぶんやらないか、できないことをやっているんでしょう、たぶん。でなければ、精神科医やカウンセラーに対する苦言を私があれほど聞くことはないでしょうし、心病む人はもっともっと減ってるでしょうしねえ。

で、私のやってること・・・それはメンズカウンセリングだけれど・・他の心理療法やらセラピーやらと違うことは、いくつかあるけれど、わかりやすく言うと、上から目線に立たず、むしろ下から目線にたつ、とか、常識にしばられないとらわれない、とか、価値観を押し付けないとか、人生物語を分かち合うとか・・他のセラピストはたぶんやらないことをふつーにやっています。

セラピーやらカウンセリングで、私はそれらを言葉に乗せるのですが、とうぜん、世間のセラビストとは違った言葉を使うでしょうし、同じ言葉でも、文脈や意味を変えて言葉にするでしょう。

そしてなにより、クライアントの発する言葉の意味を的確に理解すること、これが簡単ではないのかもしれません。記号としての言葉とその人なりの意味を込めた言葉と、フィニシエとかフィニシアンとかいう概念に少し似ていますが、言葉の意味はその人の個人的な体験も付与され、言葉の一つ一つがカオスを纏っています。そのカオスの中から、その言葉の意味たちを理解します。ここが、職人技なのかもしれません。クライアント自身も気づいていない言葉の意味を引き出し、新しい意味づけをして言葉を返していく私・・繊細に大胆に・・・

私との対話を重ねていくうちに、クライアントは自己概念やら人生の物語が再構築されていくと同時に、過去の物語も書き換えられていきます。過去の出来事は変えられないけれど、出来事の意味が変わり、物語も変わっていきます。そうして、人生が大きく変わり、最後は何げないけれど、平穏と豊かさにみちた日々になると言うもの・・・その物語をともに歩むことの面白さや感動は、なかなか他では味わえないものですからねえ・・・

とかなんとかマジックのネタバレみたいなことを書いたけれど・・・多分、わかんないよねえ・・私の妄想みたいなものだし・・・・

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