支援・援助論

戦いでは終わらない家族問題・・・

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親子といえど他人・・夫婦といえど他人・・他人同士がともに暮らすのが家族・・・だと私は考えるし、そのように話します。

家族だからお互い理解しあえて、助け合えて、いつも同じ価値観と暮らしと・・そして愛と・・・・家族だもの・・というのが私の言う家族ファンタジー。けれど、そのファンタジーが現実に機能するのもたかだか数年。アバタもえくぼの恋愛妄想が終わる頃には、それぞれの家族イメージと相手の言動のギャップにきしみが生じて、夫婦の間に隙間風が吹き出すし、その不快感を相手をコントロールすることでなくそうと考えるのも当然のこと。

夫婦間の權力差が圧倒的で社会的なフォローアップも無ければ、弱者は支配を受け入れ、強者の家族ファンタジーに甘んじて自分の人生を諦めるしかありません。

けれど、女性に経済力、政治力が付き、男に従属しなくてもいいとの思考や決定力がつけば、男のファンタジーに従わなくなるし、そんな女の意思を煽る、司法や行政の支援スタイルが、夫婦間の葛藤を高め、家族解体に拍車がかかる・・そんな現実があります。

それでみんなが幸せになってれば私は何も言いませんけれど・・・対立が激化し、傷つきを深めて家族解体するだけで、解体後の手当もなく、問題は連鎖していきます。この現実に対して「これではあかんでしょ」と言うのが私の立場。

DVや、モラハラ、引きこもりや、摂食障害・・様々な家族病理に対して、その根本原因である家族ファンタジーや対話スキルのなさに対する対応を行うのが私の仕事。

というわけで、どちらが正しいかジャッジし、間違った方を叩く、そんな闘争的な思考では家族の問題は解決しません。それぞれ自分が正しいとの価値観があるのだもの。そう、家族問題の解決に司法はふさわしくありません。

相手が悪い、相手がおかしい、との思考ではなく、私は何者か私は家族に何を求めるのか・・などなど、相手の問題ではなく自分の問題、あるいはそんな自分と相手の関係の問題と理解することで、争いの場から降りることが可能になります。人は変えられない、変えられるのは自分だけ・・という言い方につながります。

相手が変わらなくても自分が変われば関係は変わります。問題の本質的解決に向かいます。その結果、離婚もあれば、別居や再同居、など様々な選択肢が可能になります。お互いの傷つきを深めることなく。

離婚するしないではなくて、相互対話で相互理解が進み相互信頼ができることが問題の本質的解決です。その結果の離婚は不幸ではないし、ある意味家族関係の再構築すら可能となります。このあたり、世間からみれば、ありえないマジックみたいなもの。けれどちゃんとタネも仕掛けもあって、しっかり学べば誰にもできるマジックです。・・・覚えるのは簡単ではないけれどね。そ、修復的支援と私が謳う支援論です。

先日のカウンセリングでも・・ここ数年激しいバトルで傷つけあってた夫婦が、それぞれ、相手の問題というより、自分の問題、あるいは関係の問題だと理解し、それぞれが自分の問題を終わらせるための個別のカウンセリングを始めることとなりました。

自分は何を相手に期待しているのか、自分は相手の言動で感情的になるのは何故か、自分に何ができるのか・・などなど、相手をなんとかしようという思考から、自分を理解し、自分を成長させることで、お互いの関係が変わり、対話が進み、相互信頼がすすむ・・その思考の変化のためのキーワードが「家族ファンタジーからの解放」です。結婚したら幸せになれる、のではなく、相手が幸せにしてくれるのでもなく、家族の幸せは、家族で作っていくもの。

結婚がゴールインではなく、茨の道を二人で歩くうちに、二人の家族が三人になり四人になりながら、幸せだねって言い合える家族になるのだろうと思います。そのためには修復的支援が必要だけれど、その支援ができる人がいないんよね。

こんな私、明後日からEU離脱前夜のイギリスにちょいと出かけてきます。当地に住む私の知人にお世話いただくことになりますが、その方も当事者で、実は英国にも加害者プログラムはもちろん修復的支援は皆無で、はるか遠くの私に支援を求めざるをえなかったとのこと。

というわけで、英国の支援状況などについて理解したいというのと、私の支援論を当地の方にお伝えできればいいかな、との思いで飛行機に乗るわけ。・・・どうなることやら。

昨日の女ワーク・・子供達もたのしく。

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