イベント 支援・援助論

女と男の対立ではなく・・・メンズカウンセリング

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この前の土曜日はメンヘラ. JP主催のパネルトークでした。司会はメンヘラの小山さん、バネラーは中村さんと私。

中村さんが用意してくれたパワポ画面に沿って小山さんが話を進めてくれるスタイル。内容は、男が生きづらい現実をデータで示して、それがなぜなのか、どうすれば改善できるのか、みたいなお話。

フェミニズムの台頭で、女性差別の解消に向かうのはいいとして、その際に女を抑圧するのは男であり、男の支配から解放されるのが女の幸せと理論化され支援の現場でも、男に対する批判的、攻撃的な言説が当たり前とされています。

それでみんな幸せになってるなら問題はないけれど・・・女たちも幸せになってるように見えないし、男たちもさらに生きづらく、支援もなく孤立し、困難を抱える多くの男たち。

私の提唱するメンズカウンセリングは、男の男による男のためのセラピーではなく男性論に基づくセラピーという意味で、女の女による女のためのフェミニストセラピーの反対を意味しているわけではありません。

フェミニズムが女と男の対立構造を前提としているのに対し、メンズセラピーは、個々人の関係は多様で、必ずしも男が女を抑圧しているわけではなく、それぞれがジェンダーバイアスに縛られつつ、様々な問題が発生しているということ。加害被害を性別で振り分けることは無意味と定義しています。

メンズリブと似た男性運動にマスキュリズムがあり、これは男性解放という意味ではメンズリブと重なる部分があります。けれど、この運動はフェミニズムの裏返しであり、男の被害者性を前面に出す分、フェミニズムとは拮抗する関係にあります。ですので、性別、加害被害に関わることなく支援していくメンズセラピーとは相容れないものがあります。

男たちの生きづらさに対して、どのようなスタンスで支援していくのか、男らしさからの解放が、女との対立や、女への従属をもたらすのではなく、あくまで当事者が、強制されるジェンダー役割に縛られることなくあらたな自己概念を構築することを是として支援していくのがメンズカウンセリングです。女とどういう関係を作るか、あるいは作らないのかは、当事者の自己決定です。援助者が云々する立場にはありません。

今の所、マスキュリズムから支援が始まってるとは聞かないし、メンズリブから脱落した男たちがフェミニストや行政権力とつるんで、男性支援をいいつのってるけれど、男性当事者から学ぶ態度は皆無で、自分たちの権威権力に基づいてフェミニストに迎合することを教える、男にとって無意味な支援のための支援に成り果てるのは目に見えています。

というわけで、まともな男性支援がない中で、メンズカウンセリンクがどういうスタンスで男性や女性を支援しているのか、説明できたような気がします。

参加者からも次々と、的を得た質問をいただいて、説明をより詳しくすることができ、ほんと、世間の支援がうまくいかない中で、唯一先駆的な修復的支援で有効性を証明するメンズカウンセリングとは何か、その濃くて深いお話ができましたとさ。

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