DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。

日本家族再生センター

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あるけどね、忘れたいこと・・・

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今日の女ワークは久々にこじんまりと。スカイブ参加も含め、五人の集まりに。おべんきょタイムはマズローの欲求の階層説について・・・

生育の中での欲求は満たされないと心の穴ポコになって、心の成長が不十分になってしまうということらしい。しかもその欲求は誰かに満たしてもらう必要があるってこと。

けれどねぇ、考えてみれば、あるがままを無条件に受容され愛されるこどもってほとんどいないよねってことも話しました。条件付けの愛しか与えられなくて、あるがままでは許されず、親や大人の期待に沿うよういつも努力や忍耐を求められる多くの子供達。その成れの果てが、不安に苛まれ、自信のない、従属的な今の大人達ってところ。

ワーク参加者もみなさん思い当たる節はあります。人の顔色が気になって、言いたいことも我慢して、妻役割、母役割を自らに強いてきたその結果、なぜか暴力やモラハラで傷ついてしまったというパラドツクス。

結局役割でなくて、自分が何を感じ何を望むのか、それをちゃんと言葉にすることこそ、家族関係を良くし、問題解決に繋がるってことを話させていただきました。

そんなおべんきょタイムの後のワークは「どつぼの日」。過去の体験の中で最悪の体験を絵にして、それをみんなに説明してみましょう、というもの。

語り合うと、みなさん、あるある、そうそう・・それぞれのエピソードが重なり合って、他人事ではなく、共有できる出来事であることに気づきます。

思い出したくなくて、心に蓋してても、ことあるごとにフラッシュバックして心ざわつきます。ならいっそのこと、蓋するのはやめて、何があったか、どんな気持ちだったか、絵にし言葉にし、みんなに共感してもらうことで、心の痛みや悲しみが不思議と薄らいでいくようです。

一年前に語った時はとてもとても、辛くて悲しかったけれど、二回目の今回は不思議と辛さや悲しみは前回ほどではなくて、その分体験からくる痛みが和らいだようだと語ってくださった方もおられました。

どつぼだった体験も、新しい人生物語を紡いでいくとなぜかその意味が変わり、笑いのつぼかひょっとして宝つぼになるかもしれないねってことでおひらきになりましたとさ。

事務所近くの小川の土手に月見草が咲きました。

苔玉一号も、それらしく育ってきました。

 

スポンジケーキを焼いたりたけのこご飯を炊いたり

今日はカウンセリングはなかったので、あれこれ楽しませていただきました。

 

 

 

 

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