相変わらず忙しい日々、この三日間でカウンセリングも十件ほどに。そのほとんどが家族問題、渦中の当事者。家族崩壊はそのアイディンティティーも揺らがせ、悲しみや怒り、時には絶望の淵に追い込んでしまいます。
その苦悩はたしかにそんな状況がもたらすのだけれど、その状況に至る自身の問題、状況に対する認知の問題には、思い至ることは難しく、変えられない状況を変えようとあれこれ手をつくすけれど、司法にも行政にも正義はなく、争うほどに傷つきは深まります。
そんな当事者に私が問うのは、あなたにとって家族とは何か、生きるとは何かなどなど、問題解決とは関係のないことも。それは問題の起点のボタンの掛け違いに気づき、返らぬ現実を手放し新たな人生を再構築する可能性に気づいてほしいから。
どんな過酷な人生であれ、生きている限り人生の意味を紡ぐことが可能です。孤立しなければ、絶望しなければ・・。そのために必要なのは共感であり希望なのでしょう。
もちろん、これはフランクルがアウシュビッツの中での学びをセラピーとして伝えたことに重なります。
一人一人の状況も苦悩もひとそれぞれ、正解はありません。また私は弁護士でもなければ裁判官でもありません。法的に争うことのお手伝いや誰かをジャッジすることは私の仕事ではありません。その人がその状況の中でいかにその人らしく幸せに生きていくか、そのお手伝いが私の仕事。
私に話してくださった方たちはもちろん、渦中の関係者、家族の方達も、不安や困難、悲しみや怒りから解放され、人生の春を迎えられることを願わずにはいられません。
そんな私、今日は贅沢な時間・・・お買い物でした。と言ってもホームセンターでお花の苗。値段はしれてます。
あれやこれや、春になったらたくさん咲いてくれるかな。
買っちゃいました、不思議な植物リトープス
毎日やってくるメジロ。バナナの味を覚えさせてしまった。