グループワーク 支援・援助論

DV女認定!! 自分を受け入れる女ワーク11/22いいふーふの日

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今日は11月22日、世間では「いいふーふ」の日らしい。とは言え「いいふーふ」ってなんでしょね。

いい母、いい父、いい家族・・・こんな家族幻想が世に溢れてて、そのツールであるマイホーム、マイカー、それなりのステータスなどを得るために、みなさん、頑張って勉強して、いい大学に入って、それなりの会社に入って、それなりのパートナーと結婚して・・・・・

それでみなさん幸せになってるなら何の問題もないけれど・・・問題が起きたけれど、なぜこうなったのかわからない、解決方法もわからない、どこにいってもこじれるばかり・・・DV、虐待、引きこもり、自傷などなど、家族をめぐる問題に苦しむ人も少なくなくて、たまたま私のところにつながってくる方もおられます。

つながってこられる方はラッキーで、繋がれないまま、こじれにこじれて、事件化したり、裁判で争い傷つき家族崩壊したり、絶望の末に自死する方も年間二万数千人。

問題のおこった家庭・家族に問題があるかのごとく、欠損家庭だのDV夫婦だの、問題児だのハイリスク家庭だの・・・いろんなラベルが貼られます。そのラベルの裏返しの「いいふーふ」キャンペーン?に思えて仕方ない私。

このキャンペーンだけではないけれど、オレンジリボンだの、ホワイトリボンだの、パープルリボンだの・・家族暴力問題を当事者に転嫁するキャンペーンは問題の本質から目をそらし、問題解決を遠ざけてしまいます。キャンペーンで潤うのは予算を取ってキャンペーンをする他人事の方たちばかり。当事者にとっては無意味です。

     

そんな他人事のキャンペーンではなく、当事者が力をつけ、回復し、問題解決していけるよう支援するのが、私の当事者性の援助。今日はその一環の女ワーク。

      今日はスカイプ参加も多くて、八人の集まりになりました。

ある参加者は、自分が、やってはいけない暴力的な言動をしてしまったことに自身で深く傷つき、辛い思いをされていたようです。そのことを開口一番に伝えてくださいました。その方に私はおもわず「DV女認定♡」と口走ってしまったし、参加者はみんな自分も子供や夫に、暴言、暴力を向けてしまうと、それぞれの抱える加害者性を話してくださいました。

ワークの中で、怒りをコントロールしきれず暴言暴力を抑えきれない自分を受け入れ、そんな自分と向き合い、なぜそうなったのか、怒りの由来、コントロールしえない自身の未熟さを理解すること、さらにそれらの原因である過去の体験や思いを振り返り、育ち直す作業(Regrow)の必要性に思い至ります。

暴力はダメ、コントロールはいけません、優しく温かく、共感的に、アサーティブに・・・それらの正論をいくら並べられても、そんなことは所詮他人事、本当に自分を変えられる方法を提示しない限り、問題解決には至りません。

というわけで、今日のお題は「私の好きな人・嫌いな人」でした。それぞれの過去体験で、自分を大切にしてくれた人、自分がありのままの自分でいられた所、などなど、を語っていただきました。

みんなで語りあう中でわかってくるのは、多くの参加者は家族で傷ついていること、そのことに蓋をして生きてきたこと、蓋しきれなくてある日、問題が起こり始めたこと・・・などなど、共通する問題があること。

誰かが悪いということではなくて、自分がどんな気持ちだったか、どうあって欲しかったか、に気づけば、その得られなかった体験を追体験することで、その体験の意味も感情も変えることが可能です。

そんなワークを繰り返すうち、不思議なことに、今まで傷つきからくる痛みが怒りになっていたのに、同じ状況でも傷つかない自分、怒りに支配されない自分に育っていることに、ある日気づきます。世界も変わっていることに気づきます。この不思議は体験しないとわからない、言葉では伝えられない体験上の感覚・・・

けれど、怒りや悲しみにしがみついて自分を支えている方は、誰かを責めたり貶めたりすることでしか、自分を維持できず、修復的な支援につながることもありません。そんなネガティブな感情を煽る人は多くいますから、そちらに流れてさらに傷つきを深くしてしまいます。

辛い思いを繰り返している多くの当事者の方たちにはほんとに苦しみから解放されてほしいと思うし、それを可能にする支援につながってほしいと思うけれど、そんな支援はほとんどありません。

そんな支援者がこれから増えてほしいと願うばかり。もちろん願うだけではなくて、私なりにそんな支援者を育てるために、これからもちまちまとやり続けますよー。そんな支援に興味ある方、援助のスキルアツプを目指す方、元旦二日のお泊り強化研修・・ぜひいらっしゃいー

 

 

ワークの後のランチは親子でなくて他人丼と炊飯チョコレートケーキ

 

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