カウンセリング日記

難しい? 女の自己実現

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昨日は女ワーク。男性一名スカイプ参加二名を含めて、こじんまりと。お題は「自我同一性達成チェック」でした。先日のブログでも書いたエリクソンの発達の概念による、人の心の成長度の確認です。

昨日は渦中の当事者女性の割合が多かったせいか、自我同一性の達成度が低い方が多かったようです。日本橋でのワークでは、離婚や別居など厳しい状況を乗り越え、ワークを継続して続けている男性が多かったせいか、自我同一性の達成度の高い人の割合が多かったように記憶しています。

ここには困難を乗り越えた人と渦中の人の自己概念の違い、と男と女で受ける抑圧の違いと、二つの違いの要素があるように思います。

自我同一性(アイディンティティー)は人の成長・発達によって形作られるけれどただ成長するだけで獲得できるというものでもなく、様々な体験や学びによって獲得するという側面もあり、それなりの体験、特に自我の危機に瀕するような体験を乗り越えて、確固たる自己信頼に基づく自我同一性を獲得できるというもの。離婚や別居などで家族役割で支えていた自我が崩壊し、自己とは何かきびしく自分と向き合うことで、役割意識や他者からの評価に依存していた自分から、あるがままの自分をで自分を支える力が育つというもの。

あるがままの自分を受け入れること・・そのためには生育の中であるがままの存在として自分を受け入れてもらうという体験が必要だけれど(このあたりマズローのいう欲求の階層説に近い)女の子は、従属性を要求され、個性を発揮することが男の子より余計に難しいのかもしれません。

男の子は、他者に秀でること、積極性、忍耐力などが要求されるので、自己主張がしやすいけれど、女の子は自己主張を否定され、依存性、従属性を要求されやすいという、性差による対応の違いがあります。このあたり、脳の性分化やホルモンレベルの問題にすり替えられやすいけれど、生育の中で受ける対応の違いが大きく影響しているようにも思えます。

そんなこんなで、昨日の女ワークでは、自分の不安や自信のなさが、女であることと無関係ではないってことを感じてもらえたかもしれません。

女らしいことが悪いことではなく、ありたい自分とあるがままの自分が一致していれば、葛藤にはなりにくいというだけのこと。女らしくあろうが男らしくあろうが、それが自分として心地よければ、それが自分の姿としてアイディンティテイー形成できれば問題は終わります。

そんな訳で私は強くてたくましくかつ美しい女に惹かれるんよねえ。とはいえ、私の母は強くて逞しい訳ではなくて、でも控えめで従順という訳でもなくて・・

石女(うまずめ)として婚家を追われた母は、軟弱男として家を追われた父と結婚したけれど、それぞれに家制度に頼らず彼らなりの家族としての確たるアイディンティテイーを持ち得たのでしょう。四年ほど前に94歳で他界した母は二十人近い孫やひ孫に見送られたけれど、その姿は穏やかで、女としての葛藤も人としての苦悩も感じさせないものでした。

 

昨秋蒔いた種が育ち、やっと開花したヒメヒオウギ

 

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