DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。

日本家族再生センター

カウンセリング日記

どうする・・・親の支配

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昨夜は大阪での女と男のワーク。常連さんがみなさん欠席なのはさすがゴールデンウィークのはじまり ? ということで、最近来られ始めた方と、遠方の方のスカイプ参加、それに新しい参加者と私を含め男女五名のちんまりとした集まりに。

 

会場のドーンセンター

 

簡単に自己紹介やら近況報告をした後は、世代間境界の意味について少しお話しさせていただいて・・・前回の妄想ワークに続いて、今回はエンプティーチェアの手法で自己紹介。これは前夜の男ワークと同じパターン。

自分で自分を語るのはけっこう大変だけれど、第三者的な視点で自分を語るというのは、また違った語りになるので面白い。自分では語れない自分の体験も第三者の立場の自分に語らせると抵抗なく語れたり。

で、私がみなさんに促したのは、生育における体験とその思い。過去体験、特に辛い思いや不安な思いは、日常的には隠蔽することで心を安定させようとしますが、何かの折に記憶が再起されて不安や怒りが湧いてきてしまいます。本人は人に言えないその思いを抱えて辛い生活を送らざるをえないし、それは現在の人間関係も歪めてしまいます。

で、その隠蔽してた体験記憶をあえて言葉にして確認するだけではなく、他者に受け入れてもらうことで、体験記憶に対する意味づけや付随する感情も変化し、悩みや困難から解放され、いわゆる回復が可能になるというもの。

しばしば、親に言われた本人に対するネガティブな言葉やコントロールするための言葉は、本人の自己概念をネガティブなものにしてしまって、自己肯定感や自己決定力を奪って、コントロールされやすく、抑圧的で自己否定的な性格にしてしまいます。

昨夜の語りでもそれは、男女にかかわらず起こりうることだけれど、女性は、より従属的な圧力を受けるから、夫婦間では被害者的な関係になりやすいということも感じました。けれど、それは純粋な被害者になるということではなく。親子関係など、対人関係上自分が圧倒的な優位にある時は弱者に対して、男性と同じく暴力的な加害者になってしまいます。

昨夜は、誰にも語れなかった、あるいは理解されなかったそんな過去体験を語り合い、分かち合うことで、その意味も少しは変化したのではないかと思います。当然、自己概念もそれに伴って、変化・・・要するに少しは回復していけたのではないかな・・なんてわずかなものかもしれないけれど、でも確実な一歩・・だったようなメッセージもいただきました。

親の支配を断つ・・ことと、自分の人生を選ぶことが・・実は繋がってることなんですよね。けれど、家族幻想はそれに気づくことを阻害してしまいます。このあたり、理屈だけではなく、実感として腑に落ちるようにセラピーとして行わせていただきましたとさ。

 

帰りは大阪駅から新快速で山科に

そうそう、昨日のいいこと・・今年はタケノコが例年より遅れててなかなか私の買える値段ではなかったけれど、昨日はやっと安心して買えました。2キロ以上のでかいタケノコが398 でした。やっほー。これだけでかいと、いろいろ使えます。若竹煮やらタケノコご飯、タケノコのフライとか・・楽しみ〜♡

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