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カウンセリング日記

とりあえず褒めてみな・・・褒め下手な男たち

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昨夜は男ワーク。遠隔地からの参加の方も含め十人近い集まりとなりました。

ファシリは私、お題は「手放すと手に入るかも!!」手放したいものと手に入れたいものと、自分の心を探ってみましょうというもの。

おっとその前に、ウォーミングアップを兼ねて、「褒めるトレーニング」も。参加者の誰かを何でもいいから褒めてみるという即興ワークです。

突然誰かを褒めるというのは、男にとってはけっこう戸惑ってしまうことかも。その点、女性は日常的にグルーミング会話が多く、相手をさりげなく褒めるというのは日常的なこと・・。

私がサラリーマン辞めて主夫業のかたわらパートしてた女ばかりのレストランで学んだのはその辺りのこと。「あら、○ちゃん髪切ったのね、似合ってるわ」「そのコートいいわね、どこで買ったの?」などの会話が日常的になされます。引き換え、私が勤めてた男社会の会社では黙々と仕事することはあっても「部長いいネクタイですね、お似合いですよ」ということはまずありません。

男はプライベートなこと、特に嬉しいとか悲しいとかの感情を語ることが、みっともないとか、軟弱とかとられてしまって、ネガティブな評価を受けかねません。そのことから相手に対する個人的な感情の表出も抑圧されるようです。とうぜん褒めることも下手になります。

けれどねぇ、機械がきしまないよう潤滑オイルを注すように、良好な人間関係を維持するには、心の潤滑油として褒めあうことも大切かな。ほんと些細なこと、つまらないことでもけっこう、要はあなたのことが好きですよ、仲良くしましょ、というメッセージが伝わればいいのです。

けれど、もともと生真面目なDV男たち、なかなか相手をさりげなく褒めることができません。上から目線で評価したり、助言したり時には叱咤激励したり・・と、これでは自由で対等な関係を維持するのはとても難しい。

こんなことに気づいてもらうだけでなく、実践的な褒め言葉トレーニングもしてみたというわけ。なかなか難しそうでしたね。もう一つのワーク「手放す」でも、しがみついてるものをてばなすってのもけっこう難しそうでした。

私はもちろん、こんな仕事してますから、褒めるのは当たり前。さりげなく自然に、嫌味にならないよう気をつけつつ褒めるようにしています。それに金とか地位とか、家族とかにしがみつくこともなくて、適度に手放してるので、失うことも得られないことも、悩みにはなりません。そのぶん自由とか安心が得られているんでしょね。

さてさて、これから大阪で女と男のワークだ・・

 

 

 

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