映画評

家族幻想と苦悩と・・やはり私は嫌われる 

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昨夜のナイトシネマはジブリとフランスの合作アニメ「レッドタートル ある島の物語」でした。フランス人には新鮮なストーリーとか映像なのかもしれないけれど、ラテン好みの私には親しみを感じない映画でした。このあたり「思い出のマーニー」で白人の女の子に近親感を感じてたのとは対照的。

それに、こんなことを感じるのは私だけかもしれないけれど、日本人好みの家族幻想、対幻想が、私にはどうも重くて、リアリテイーも感じません。普通の日本人の感覚からすれば、多分、慣れ親しんだ情感にあふれる美しい音楽とストーリーなのでしょうね、きっと。

恋愛やらセックスのイメージ、家族概念・・やっぱ私はラテンだわ。前世はイタリアか南仏ですねぇ。そー言えば、フランスのある農家の娘が家族と織り成す葛藤を描いた「エール」では、その家族イメージで違和感を感じなかったしねぇ。このあたり何が違うんでしょ。

多分、性と所有と家族・・私は、家族といえど人は人を所有できない、支配もできないという個人主義にもとづいて考えるけれど、明治以降の日本人は家族は家長が所有し支配するもので、相互の性的支配を当然のものとする・・・・そんな常識的価値観を受け入れられないんでしょうねえ、私。

私のところにやってくるクライアント、浮気や不倫で家族問題に至った人は少なくないけれど、問題は浮気や不倫ではなくて、人が人を支配し所有できるっていう、そんな価値観が人間の本質に矛盾するってことなんだろうけれど・・・そのことになかなか思い至るのは難しい。

そんなことを考えながら、一時間半の映画の余韻を、それなりに楽しませていただきましたとさ。

そうそう、昨日は、来月の男性会議のシンポジスト久米さんからお電話をいただき、彼が新著を出されたことを知らせていただきました。「広がるミサンドリー」なる学術書で、なんと五千円近く・・彼はアメリカの研究者の著作を訳しての出版です。

性差別を受けるのは女だけではなくて男も男であることで差別を受け、抑圧されると。けれど男性差別は男の加害者性を言うフェミニストの言説に翻弄されて、どうしても見えづらく、対応もなされない。

実際、久米さん自身も、男性論研究者と言われる著名な方からフェミニスト的な批判を受けたと、ぼやいてました。私がメンズ学者や行政から排除されてるのと同じ構図だね。

美しき家族、愛ある二人・・・この虚構に物申す私って日本のフェミニストには嫌われるわ (笑)

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