DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。

日本家族再生センター

カウンセリング日記

腐敗したこの社会・・・でもテロはしないよ。

更新日:

モラルハザードという言葉が使われるけれど、広義の意味ではどうも誤用らしいので、倫理観の崩壊と書くことにしましょう。いま日本は安全で美しい国だ、なんて言われてるのかもしれないし、犯罪発生率も世界最高と言っていいほど低いし、テロの可能性も低いのも事実です。それがあるからか、世界から観光客がやってきてるという現実があります。

けれど、私が一人一人の困難のお話をお聞きするに、その日本のイメージとはまったく違う現実が見えてきて、それはマスコミや政府発表からは一切見えてこない現実です。

それはあるクライアントだけの話だけではなくて、司法判断の理不尽さに激しい不信感や怒りを覚える当事者は少なくありません。そのクライアントはさらに、職場での激しいモラハラにもあって、心理的な困難が極限まで達しています。

その方は、心病むまでは自身がモラハラする立場にいて人を傷つけていたことに今更ながらに思い至り、自身の贖罪としてモラハラにも甘んずる判断をされているようです。とはいえ、お聞きするにどう考えても尋常ならない職場の状況に、胸痛むのはお聞きしている私だけでなくて、彼の主治医や友人など多くおられるようです。

その職場では単に人間関係の問題だけではなくて、事業運営に関しても、違法行為、倫理逸脱の状況が常態化していて、そのことを指摘することもできないとのこと。上場の大手企業というのに・・・・その内側はなんとお粗末。

実際、私が三年前に冤罪セクハラで損害賠償を命じられた時に、その判断をした若き女性裁判官は、時間かけて資料、陳述、証言を確認しているはずなのに、私に黒判決を出してしまいました。正義を選ぶよりも自身の保身を選んだとしか言えません。この私の判断に疑問を持たれる方には、私は、裁判資料を見せて、私の潔白を説明することも厭いません。

痴漢・セクハラだけではなく、DVやモラハラでも、正義の場である司法の場で激しい人権侵害が起こっている事実。また、行政や教育、警察、民間企業、あらゆるところで、表面的な出来事の裏で、当事者が理不尽な扱いを受けています。

ある日当事者になって、困惑するのは先述のクライアントだけではなく、絶望に至って自身の命を終わらせたくなる人も少なくないだろうし、逆に怒りとなって、自らの命と引き換えに、関係者を一撃必殺で殺してしまいたいと思う人も少なくないでしょう。

中にはまれにそんな方が実際に事件を起こしてしまうのですが、マスコミはそれを、危険人物の狂った行動と報導してしまい、原因を隠蔽してしまいます。

ここは、テロの発生とテロ対策の構図によく似ています。テロリストは許せない行動だけれど、それをなぜ行う人が出てくるのか、それは市民社会の有り様と無関係ではないでしょう。

理不尽な状況で、守られて当然の命や権利を奪われたものにとってそれをNOと叫び続けるしかないし、その声すら力で封殺されてしまえば、あとは暴力的な言動で、怒りを表明するしかなくなります。

少なくとも私は世界的なテロに対して、対策を講ずる立場にはないしその能力もないけれど、個人レベルの問題であれば、暴力は犯罪ですやめなさい、というのではなく、どうしてその暴力が起こるのか、どうすれば防げるのか、それは当事者とともに考え、対策を講ずることも可能です。実歳にそれを支援として長年行ってきました。その結果に対する自負もあります。

腐りきった権力社会に心麻痺させて適応するのではなく、怒りを非暴力の力に変え真に正義を貫いて、腐った社会に物申せる私でありたいと思います。

こんな私の思いを青臭いとか、理想主義とか考える人も少なくないだろうけれど、そんな私、私自身は、とても好きなので、まったくのノープロブレン。これからも楽しく、テロリストにならずにセラピストを続けますっ・・とさ。

そうそう、先ほど書いた当事者の方・・今日は大好きなイベントに参加されてて、少し気分も爽やかだとの連絡をいただきました。この当たり前の爽やかさ、いつまでも続いて欲しいなって思います。

 

ブログランキング参加しました。読んで良かったら、ぽちっしてね♫
にほんブログ村 家族ブログへ

-カウンセリング日記
-, , , , , ,

Copyright© 日本家族再生センター , 2024 AllRights Reserved.