昨夜の男ワーク、参加者がなんと二人きり。ワークをするには時間があまりすぎるので、ここはワークではなくて、私含めた三人で、フリートークの時間としました。お題は家族を巡る幼少の体験とその時の感情や思考と自分の性格とか行動様式の関係・・というところ。
ワークの中では今まで語られなかったエピソードが語られたり、語り合いの中から新たな気づきが得られたりしたようで、ベテランの参加者の彼らもワーク参加以来少しずつ、自己概念が変化し、自己信頼感や自己肯定感が高まってきていることを実感できたようです。
語り合うことで、隠蔽してたあるいは解離していた体験記憶やその時の情動がふと蘇り、その記憶を言葉にすることで、体験の意味づけを変えることができるということも実感してもらえたようです。また、他者の体験から、自己の意識世界を拡大させることもできるようで、自分の思考の幅も広がるようです。小さな無力な自分から、さまざまな可能性を秘めた自分に・・・
ほんとはこんなことは子供の頃に体験していくべきことなんだろうけれど、近代家族・・現代の合理主義的価値観から、その体験を奪われ、思考や行動がより画一的で不自由なものにさせられています。・・だから多くの人が自分の人生を生きることができず不安やら不信感に苛まれていくんよね。
幸い、私は両親に恵まれてノーコントロールで育てられたから・・自己肯定感や自己信頼感は確かなものとして自分の意識に組み込まれたような気がします。
とかなんとか、二時間と少しを三人で語りあつたけれど・・・ほんと語りは面白い・・もちろん、いい語りをするにはそれなりに語る力、コミュニケーションスキルも必要だけれどね。
先日もまたポチってしもうた面白そうな本。世界を金と権力で支配する連中がより支配を強化するために、私たち下級市民をいかに洗脳し、愚民にさせてきたか・・。そう、私たちはずっと騙されてきたし、今も騙されている。
それらの嘘を見破るためには、一人一人の身体感覚やら心を通わせ、自身が世界や自然・宇宙と共にあることに気づくことだね。
