性差別・・というと大抵差別されてるのは女という認識が世間に流通してるけれど、支援の現場で感じるのは、男性の方がより差別されているのではないかということ。たとえば男女の賃金格差がその指標にあげられたりするけれど、男は稼ぐだけで、それを自由に使っているのは女という現実も多い。離婚に際して慰謝料を払わされるのはほとんど男。親権を奪われるのは圧倒的に男。DV案件でも女は容易に被害者認定されるけれど、男はなかなか被害者には認定されないどころか加害者にされてしまうケースも少なくない。
この辺りちゃんと男性問題を研究する研究者がいないどころか、男性学を云々する学者はほとんどフェミずりする男たちばかりで、男の加害者性ばかり言い立てて(例えばホワイトリボン)男の被害者性や女の加害者性についてはダンマリ。
昔メンズリブと称して私と一緒に活動してたほとんどの研究者がフェミずり男になってしまったわ。まっフェミにさからうと出世できないしね、彼らは。
マクロなデータはとりあえず置いといて、ミクロには男は差別され抑圧を受け、実質的には女以上に過酷な人生を選ばざるを得ない男が少なからず存在するのが現実。その結果のひとつに、孤独死の八割が男という現実。
まあ、男自身がそういう人生を選んできてるといえなくもないけれど、選ばざるを得ない社会構造であるのもたしか。家庭・学校・地域社会・職場あらゆるところで。
私は子供の頃からそんな抑圧を受けないライフスタイルを選んだから、男性差別を被ることはなかったけれど、私はほとんどちょーレアケース。大抵の男は真面目に洗脳されて真面目に搾取されて、なかには挙句に孤独死な人も出てくるよねぇ。
人は性によって素別されてはならない・・・当たり前のこと・・男・女に関わらずね。