この水曜・木曜・金曜と不安をテーマにしたワークショップを行いました。それぞれに参加者が四、五人と少ないセッションだったけれど、今回のワーク、ナラティブセラピーで言うところのリフレクティングという手法をアレンジしたもので、私としては初めての試みで、少なくてちょうどよかったと思っています。オンラインだと、グループ化するのが難しく(ズームではないので)四、五人で行うことを前提としたワークなので、参加者が多いとオンラインでは難しくなります。
で、それぞれが自分の不安について語り、その語りを聴いてた他の人が、その語りについて語り合います。次にその語り合いを聴いてた、始めに語った人も交えて、語り合うと言う、作業を続けていきます。こうすることで、自分の不安について、客観視できたり、不安が不安でなくなったり、思考の幅が広く深くなります。
とはいえ、今夜のワーク、男ばっかり四人のオンラインセッションとなったので、かなりきわどいと言うより、世間では顰蹙モノのような語りがばんばん出てきて、みなさん大笑い。自分一人で抱えてた不安も語り合うことで、不安が安心に変わっていくと言う、言葉のマジックが起こります。もちろん、それなりに対話スキルのある参加者だからこそのマジックだけれどもね。