先日も、いろいろ夫婦の困難を抱えた方のお話を聴かせていただきました。一般的には、相手が悪い、そんな相手とは別れた方がいい、あなたは悪くない、と助言を受けたり、あなたの状況は〇〇だから、この薬を飲めば治るとか・・・との対応をされたりとか。
それで幸せになってたらいいけれど、そうは簡単には行きません。別れたくないとか、薬を飲みたくないとかいうと、抵抗してるとか、わがままとか言われて責められたり。言うこと聞いててもたいして良くならないのにね。
ことの善悪は置いといたとして、今の医療・・心理も含め、病んだ人はお客さんであり、病気はお金を稼ぐためには、なくてはならないもの。おまじないや、ほっといて治っては、お金になりません。これは構造的なことで、誰がいいとか悪いとかの問題ではありません。その構造の仕組みにきちんと従えばお金が入ってくるし、逆らえばお金が儲からないと言うこと。
それが今の医療や、心理業界の現実です。ああ司法関係もそうでしたね。みんなが幸せになったら、弁護士も裁判所もいらない。人の苦悩や不安は金になるから、マスコミを通じて不安をあおり、法律や制度で、過剰な医療を強制する。今のコロナ騒動もその典型。人権が吹っ飛んでるのに、そのことに、メディアも、政府も、専門家も、ダンマリ。そりゃそうです、彼らはその構造で稼ぐ側の人たちですから。
そんな構造の中にいては、治るものも治らないし、やればやるほど、辛くしんどくなったり、家族が崩壊していったり。と言うわけで、私はその構造に関わらない価値観で、支援を続けています。その構造を支える人たちからは干されてるけれどね(笑)
さてさて、そんな私の提供する支援ってなんでしょね。ひとことで言うとメンズカウンセリングということなんだけれど、これは男のためのカウンセリングという意味ではなくて、男性論に基づいた支援というわけ。フェミニストが、フェミニストセラピーを立ち上げたのとは違うジェンダー理解で、セラピーを組み立ててるというわけ。とはいうものの昔々男性論を立ち上げた仲間たちにはその構造の価値観からはみ出ることは難しく、今はその実践者は私だけです。今、そんな私を理解し、支えてくれる当事者の仲間たちはたくさんいますから、心強いけれどね。
前置きが長くなったけれど、心の回復が難しいということの説明にはなったかな。で、私は、病を治すという時、その当事者を治すのではなく、病んでる社会の呪いから当事者を解放するのが私の仕事。こんな病んだ社会の中では、まともな人はおかしくなるのも当たり前。おかしくなるのは病んだ社会の呪いをかけられてるから。その呪いが解けたら、自然に自分らしく生きていけるようになるしね。それは幸せということだし。
ああっだから私は、稼ぐことを目的としてないからやってられるわけで、稼ぎたい人、エライセンセになりたい人、地位や権力の欲しい人には、無理
なセラピーのあり方ですねえ。とはいえ、私はボラでも必要経費はいるわけで、その分は支援の利用料でかろうじて回せてるけれど、最近は、コロナがらみだったり、私の体調不良だったりで、かなりの赤字みたい。支援を終わらせるわけにはいかないので、少し頑張るかな・・。
と言うわけで、なかなか楽になれなかった人・・いちど、こちらを覗いてみてくさいね。4/24 は日本橋はSBLで朝から講座やらワークやら、ほぼ一日のフルセッション、なのに参加費二千円なんて・・世間ではあり得ないでしょ。
4/24(日)東京ワーク(日本橋SBL http://social-business-lab.org/contact/
9時 ミニ講座
10時~12時 ワーク 1
13時~15時 ワーク 2
15:15 ~16:45 女ワーク (女性のみ)
17:00~個別相談(要予約)
合理化の一環で、転生庵から自宅に引っ越しとなった、ネオ。