今日は女ワーク・・ネット参加、男二人も含め十人の集まりとなりました。お題はレスキューツール。「辛い時、不安な時、困った時・・などなど、そんな時に危機を乗り越え、平穏を維持するために用いる、道具、人間関係、モノ、空間、などなどいろんなツールについて自己分析し、みんなとシェアしてみましょう。」というワークです。
参加者の語りで面白いのは、ものすごく落ち込んでた時は、死ぬための方法をあれこれ検索したり、グロいサイトやエロいサイトにはまってその時のしんどさから逃避することで生き延びてきたというお話です。
常識的な世界には自分の休まるところはどこにもなくて、非常識で異常な刺激のみが自分を葛藤から解放してくれる、そんなギリギリの心理状況なのでしょう。そしてそれを語れる場、そんな語りを受け止めてくれる場に出会えた時、その異常な世界に依存する必要がなくなるという不思議。
そう、どんな語り、どんな気持ちであれ、否定されたり非難されたりすることのない場としてワークが存在することが、回復になにより必要なことだけれど、世間の常識、当たり前に縛られたファシリではそんな場を作ることはできません。やはりファシリは変態でないとね!!