私は理系の学びを体験しているけれど、科学的論理的思考だけでは理解不能な世界があることも理解していて、どちらの世界のお話も違和感なく対話が可能です。
古くはユングもその辺りを思考していて、フロイトとの違いをエピソードで残しています。そういう意味では心理学は科学ではないとも言えますが、心理学を科学的に思考しようという考えも間違いとは言えません。
この辺り、その人の体験や情動にも絡むことなのでビミョーなところ、どれが正解とは言えないのも事実です。が、量子論が発展していけば、ビミョーなところが理解しやすくなるのかもしれません。
とりあえず私はそのどちらの世界も理解する者として、セラピーを行うのですが、昨夜もあるクライアントとそんな対話を重ねることができました。人の心も体も科学的合理主義だけでは対応不能な領域があると・・・。
特に人の心は合理主義では理解不能です。この辺り、フロイトは無意識を野生の情動と理解したようですが、ユングは万物に連なる集合無意識として理解しました。私はどちらかというとユングに近い理解をしています。思考は物理的な限界を超えた事象を引き起こすと・・・。
それが、幽霊とか、テレパシーとかシンクロとかの現象を引き起こすと理解することも可能です。ですから、私は祈りは通ずるとか、念ずれば花開く(真民)とか違和感なく語ります。広くは神とか、ハイアーパワーとか、アカシックレコードとかいう、とんでも世界の話になっていくわけです。
現実をどう理解するか、それはその人の自由、その人がより幸福になるのであれば、私はどんな思考、対話でもOK。
それに近い先日のエピソード・・・リボンハエトリを引き出しながら・・これは昔はどこでも当たり前に使われてたものだけれど・・・今は電気式の虫取りが普通なんよねー、あれがあるといいなぁ、とか・・・庭木の伐採で大量に出現した丸太をストーブ用に割らなくちゃならないけれど・・エンジン式の薪割りはけっこう重いし高いし、かといって薪割り用の斧も結構いい値段するんよね・・どっちがいいかなあ・・なんて話してました。
翌日・・予定はしてなかつたけれど、たまたま時間があって、ふと「蔵出しだ」と心動いて、その場にいた皆さんと急遽蔵出しの作業にかかってもらいました。なんせ猛暑の蔵、長時間の作業は無理ですが一時間ほどの間に、蔵全体の一割くらいの残置物を出せたでしょうか。
タオル、石鹸、生活用具、食品、家電、などなど入り口に近いところは比較的新しい頂き物が未開封のまま保存されています。それをいちいち中身を確認し、使用可能なもの、不要なゴミとして処分するもの、とりあえず、続けて保存するものに仕分けていきました。
驚いたのは・・・何気なく立てかけられた数本の棒切れを出してた時に何本目かの棒切れが薪割り用の斧でした。それにそれに、その近くにあった紙箱を開封してみると、電気式の虫取りでした。山のような残置物の中から意図せず、昨夜の話題の品が現れるなんて・・こんな偶然て有りかいー・・・。
じつはねー、私周辺では、こんな不思議な出来事が偶然ではあり得ないような確率で起こるんよねー・・・もともと私はあれこれ不思議体験もしてきてるし・・・。
蔵出しのオイルセット・・これは使えます。
神様が届けてくれた、金の斧ならぬ鉄の斧、問題なく使用可能でした。感謝。