今日は午前中、ダディーであるお友達は養育してる6歳の娘を学校に送った後は時間があったので、二人でヨークの街中散歩に。
ヨークはローマ時代から続く街でいろんな政変を超えて続いた街のようです。
ヨークミンスター寺院・・観光スポットらしい。
ヨークは古くは城塞都市で、街を囲んでいた城壁は今も残っています。
ハリーポッターのロケにも使われたとか。
流しのおじさんのギターを聞きながらベンチでフィッシュ&チップスのランチ
街の駄菓子屋さんと街中を流れる川と
昼過ぎからごまクッキーを焼いて、地元のカウンセラー、デニース・オコーネルさんを訪問。
デニースは認知行動療法のカウンセラーで、家族問題にも深く関わっていて、学識豊富な方、来日経験もあって、四国の臨床医とも交流があるとか。
当地では、DVや依存などの問題を抱えた方の支援において、カウンセリングをおこなったり、グループセッションを行う個人の支援者は存在しているけれど、公的なところでの長期的カウンセリングやグループセッションはあまりないとのこと。もちろん、刑罰代替として民間のプログラムは存在するようです。このあたり、先日のオーウェンの話と同じようです。
けれど、加害者と被害者を同時にグループセッションしている人は聞いたことはないとのこと。ましてや、グルメナイトのような、酒を酌み交わしつつ、いわゆる加害者と被害者、そしてその子供達が場を共にして、語り合うなんて、びっくらこんのようでしたが、さすが、その有効性はあるだろうなと専門家としての判断もされていました。
何れにしても、パワーコントロールしないで当事者と対等な立場で関わり、カウンセラーが自己開示しながら、カウンセリングしていくことの意味はデニースも重々わかっていて、そんなセラピーをやっているセラピストの著書も紹介してくれました。このあたり、行政のケースワーカーをしてたオーウェンとのクライアントとの関わり方の違いはあるようです。
いずれにしても、イギリスでも日本でも先駆的な活動を続けていくのは大変ですよね・・と話は盛り上がりました。
最後にデニースとツーショットで
今晩のご飯は他人丼、春雨サラダ、キャベツとズッキーニの煮物、田舎汁でした。