昨日も多忙でした・・・カウンセリングが四件あり、おそうじやら、シェルターの晩御飯づくりとかでバタバタ。四件のカウンセリングのうち三件は女性。夫婦問題です。最近は男性よりも女性のカウンセリングが増えてるけれど、妻だけがこちらにつながってる場合と、パートナーの夫もつながってる場合と・・。
両方がつながってくれてたら、双方に寄り添い、善悪やら役割意識で相手や自分を縛りあってたのを解き、お互いの気持ちを引き出し、双方の利益への選択肢を探します。けれど、妻しかつながってなければ、夫の利益について斟酌するのは難しく、妻の最善(もちろん、それでも争いは極力さけますが)を目指すことになります。
こちらにつながってくれてたら、夫さんも楽になれるのに・・と思うけれど、自分の価値観・プライドにしがみついて、自分を防衛しようとする人は、妻の味方=敵 敵に弱みを見せる、あるいは屈服することは、アイディンティティーが崩壊するような怖さを感じて、意地でも私には繋がろうとしない、そんな印象を受けます。
だからブライドの高い人は大変・・周囲も大変だろうけれど、本人も大変・・・。プライドが傷つかないよう、必死で防衛しなくちゃならないからね。その点、プライドではなく、自己肯定感、自己信頼感で、自分を支えてる人は、他人の評価で自分が傷つくことにはならないし、傷ついて困るようなプライドは持ってないから、自分らしく自由に生きていけます。ほんと、プライド捨てたら楽になれるのにね。
今日の四人のうち唯一の男性は、典型的なパワーコントローラーで、妻子に逃げられた方。しきりに反省し後悔するけれど、それは「妻子に家に帰って欲しい」がモチベーション。そんな感情であるうちは問題解決もなかなか前に進めません。で、私はしきりにおバカでいいし、賢くならなくていいし・・と伝えています。また、反省も後悔も不要ですとも答えます。そんな彼、今日は、しっかり泣き言、愚痴、を吐いてくださいました。少しずつ楽になってくれるといいですね。