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日本家族再生センター

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妄想は・・・幸も不幸も

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今日の女ワークは、妄想系・・・妄想自己紹介でした。全く架空の自分をイメージしてそのイメージで自己紹介するというもの。妄想の自己紹介? 一体、どういう意味があるのか・・・わかんないかも・・・やってみればよくわかるのだけれど、やらないとわからない(笑)

人は過去の体験やその時の感情や思考に基づいて思考したり、感情が再起されたりします。まったく知らないことを考えたり感じたりするのはとても難しいもの。だから妄想といってもそこには過去の見聞きしたり体験した現実が投影されています。

過去の体験が過酷であれば、その時のサバイバルスキルが今もプログラムとして心の中で動いていますし、そのスキルには、例えば解離して自我を保つとか、次の困難に向けて防御体制にはいるとか、いろいろあると思うけれど、成長してもそんなプログラムで生き続けるので、過剰防衛になったり、記憶できないとか、依存に走ったり・・といろんな問題行動になりやすいもの。けれど、それは生存環境が変わったから問題とされるのであって、過酷な状況が続いていれば、大切な生存スキルで生き延びているという健全なことになるのでしょう。

残念ながら近代の社会は、合理的な価値観が優先され、非合理な人のあるがままは受容されないので、自身の存在のあるがままを自己肯定できている人は多くないでしょう。いつも、欠乏感や不安妄想に取り憑かれ、決して幸せとは言えないのではないでしょうか。たとえ金があっても、権力があっても・・。

で、問題を抱えた私たちになるのだけれど、ワークの中で妄想を語ってもらう時、その問題に蓋したまま、逃避の世界を妄想するのか、問題を受け入れ、問題を問題としなくなった、あるがままの自分を前提とした妄想をするのか、ここが、セラピーのあるなしに関わるところ。引き寄せの法則とか思考は現実化するとか言われることに似ています。

ワークの後のランチはお蕎麦とデザートはイチゴケーキ。ランチの後にもおしゃべりは続きます。

不思議と、自己受容が進み、自己肯定感が高まったからか、一年前の妄想が、振り返ってみると、かなり実現してるわとその喜びを語ってくれた方もいたし。あるがままの幼い自分をかたってくれた方もいたし・・・なりたい自分、あるがままの自分を言葉にするのはとても大切なこと・・それがどんな荒唐無稽な物語でもね。

 

 

 

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