日本では、ここ十年ほど厳罰化が進んで、修復的司法に変わりそうにはありません。DV法も然り、虐待に関しても厳罰化が進んでいます。
実際、被害者支援の人たちはDVは治らないから、被害者を保護して加害者を処罰すればいいんだと、言います。まあ、それは処罰感情とか報復感情を満たすとか、被害者支援の利権を維持するには、都合いい言葉です。
けれど、その考えでDVや虐待などの暴力を防げるのか、被害者の発生を抑制できるのか、答えは簡単、ノーです。処罰しても、暴力の発生する原因がある限り暴力は発生するし、あらたな被害者は生まれ支援の利権は維持されます。
これじゃあ意味ないよねえ・・・で私が支援としてやってるのが、修復的な支援です。どちらが悪いか・・・ではなくて問題は何なのか・・問題を取り除くという発想です。これで多くの被害者、加害者が問題解決しています。けれど、いまの社会に修復的な思想はありませんから、私の言ってることがなかなか通じません。
けれどねえ、世界では、私の考えで動いてる国もあるんだってさ。私に言わせれば当たり前のことなんだけれどねぇ。
http://karapaia.com/archives/52267745.html
処罰や、教育ではなく対話による気づきや受容体験こそが、非暴力化への現実的な対応です。