昨日も多忙な一日でした。ほんとは来談もなく、のんびりとデスクワークをやる予定だったけれど、家族問題で傷ついて辛い思いをしている女性から、スカイプでのカウンセリングを依頼されたり、もう耐えられないから少し休ませて欲しいと子連れで電車に乗ってこられた方のお話相手になったり、帰宅後、かなり遅い夜に辛い思いの男性の話をスカイプでお聞きしたりと、のんびりどころか、ほぼ一日、いろんな方のお話を聞かせていただきました。
そんな方達にあったかいコーヒーや手作りのお菓子を提供したり、帰りには、大丈夫また、いつでも来てね、と暖かく送り出したのは、ほんと実家の母親みたい。
現実の家族は機能不全になってて、いたわりあうことも思いやりもなく、傷つき疲弊していくけれど、自分を保ったり生き延びていくための逃げ場は、家庭にも実家にもなくなってて、事件化するか病理化する手前の状況といえなくもありません。
行政の支援は、この辺りの対応ができないようで、事件化、病理化しないと機能しませんし、女性相談も、家族の相互信頼よりも対立や分離を優先するので、家族分離によってさらに不安や困難に向かうことが自覚できる方には役に立ちません。ということで、昨日は何人もの方が私を頼ってこられました。
たまたま私が一日フリーだったから、十分対応できたけれど、この様子ってやっぱり私は実家のママ機能を支援の形でやってるんよねえ・・ほんと実家の味ママってところかな。