私の人生は世間の外れでちまちまと、けれどやりたいように暮らしてきた、六十数年の歴史です。世間にはまったく評価もされてなくて、世間でいう功績もなくステイタスも権威もありません。
行政やマスコミからもスポイルされてて、支援やら仕事がらみで関わることはありません。けれど、そのぶん独自の援助論に基づいて稀有な援助実践を継続できたこと、これはとても大きな意味がありました。
その援助で多くの当事者が回復していった、という現実を得ることができたのですから。男性であれ女性であれ、多くの当事者の喜びや幸せに寄与することができたこと、これこそ私の活動のエネルギー源であり、私の権威の源でもあります。ということで、その喜びはちまちまと花咲く雑草の開花のようなもの。
でもねえ、世間にはほんと艶やかで華やかな誰しも見惚れるような美しい花もあるんよねえ。 いやいや、私が嫉妬してるとか羨んでるとかではないですよ、ただ、世の中にはそういう花もあるよねってこと。
で、実は事務所の孔雀サボテンがやっとやっと開花しました。サボテンの中でもかなりの華やかさです。