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日本家族再生センター

グループワーク 映画評

顔に責任・・自分であるために

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昨夜の男ワーク、常連さんが何人かお休みで、そのぶん久々の方が来られて結局いつも通りの集まりとなりました。

ファシリは私お題は「みんなに見せたい顔」近況報告のあと顔の輪郭のワークシートをお渡しして・・

その顔の輪郭に、それぞれ自分がみんなに見せたい顔を描いてもらい、それを数人でシェアしていただきました。

大笑いしてる顔やら、優しく微笑んでる顔、びっくり顔やら・・・私はなにやら理解不能な複雑な顔を描きました。

シェアして語るうちに、仕事での顔って本来の自分の顔ではなくて、作ってる顔だよねと話が盛り上がりました。何のために嫌な仕事をしてるのか、稼いだ金は自分のために使っているのか・・いろいろ語るうちに、先日見たシネマ、フレードランナーの話になりました。

自分が何者か?、作られた人造人間は嫌な仕事を請け負い、人に蔑まれ、挙句に使用期限が来たら殺され捨てられる・・・そんなレプリカントの自分は何を選択すべきなのか・・この主人公の悩みは、実は現代人のテーマ。

身体的な機能はもちろん、思考さえもAIが人の機能を凌駕しうる現実世界、ブレードランナーの世界に追い付いてきたのかもしれません。

そんな現実世界だけれど、今、私たちはAIがまだ追い付いてない、身体や心の部分で、私たち一人一人の意味の確認とその表現をすることでしか、人としての存在確認ができません。もう考えや知識ではコンピューターにかなわないし。

というわけで、自分の顔や心を理解し、それをうまく表現することで、自分の人生を生きることができるよねって・・・伝えられたかな。

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