今日は過日依頼された原稿が冊子に掲載され、送られてきました。ジャパンマシニスト社の「おそい・はやい」という教育関連誌です。
どちらかというと、リベラルな立場・現場での視点を大切に編集されています。与えられたテーマは「親だけではもう無理という時・・」で「すべてが親の責任ではないと居直る」ということで、書かせていただきました。
そういえば「心の科学」誌にも過日原稿を依頼され、そちらでは男の家族責任にまつわることを書かせていただきました。
女性差別については世間も対応を進めていますが、男性差別については皆目、存在も理解されていないし、そんな社会状況の中で、解放されないまま、過剰な家族責任を負わされ破綻していく多くの男たち。
その社会システムや男自身の家族意識・自己概念などの構造的問題を説明し、そこから派生する具体的な家族問題とその解決法などについて論考しました。
なんせ、DVや虐待などについて複合的修復的支援を唯一行う私の現場からのレポートです。なかなか私の援助論も援助実践もえらいセンセたちには伝えるチャンネルがないけれど、少しは専門的な雑誌に私の意見が載せられるのはありがたいこと。新しい援助論について世に啓発できたらと思います。