私はクッキング大好きなおじさん。毎日家人やシェルターの方、時にはご飯付きセラピーのためにお料理しています。レシピはだいたいイメージで頭の中にあるし、和洋中エスニック、たいていのメニューはこなせます。
常に在庫もかなりの量があり、突然のオーダーがあってもかなりのメニューがこなせます。自分が発作的に作りたい時にもつくれるし、ほんと便利です。
自分が作りたいように作ることの面白さを手放したくなかったから、シェフや板さんなどのプロにはならずに、家庭料理に徹してたし、エコやヘルシーを意識して、わがままに料理し続けました。
プロになると、儲かる料理、を作らなくてはなりません。それは私の目的とするところではありません。わがままに作る、作りたいものを作る・・これが私の基本です。これは人生も同じこと。
強制される生き方、みんなと同じ暮らし方、それがいかに合理的だろうと金になろうと、私の価値観に合わなければ無意味です。私の人生にはなりません。
ほんと、不器用というかわがままというか、強情というか・・・こんな性格は子供の頃から変わりません。社会適応が難しい分、苦労も大きかったけれど、今はほんとにそんな自分でよかったと満足しています。アホでよかった。
ほんと、今で言えば子供の頃の私ってLDといわれるこどもでした。計算も記憶もできないから、算数も出来ないし、漢字も覚えられません。授業にもついていけないから、机のしたで「手悪さ」をして遊んでたし、先生に勉強しないなら廊下に出なさいと言われた時は、はいはいと言って机を廊下に出して遊んでました。
そんな私は今もそんな私。「権威や強制を嫌い、たたき上げのスキルで一匹狼で生きる」のはドクターXの大門道子と同じだけれど、同じフリーでも一仕事1000万の彼女と時給百円の私。値段は随分違うけれど、クライアントに納得してもらうのも、揺るぎない自己信頼を持つのも同じ。なんちゃって。