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花を愛でるか・・夫たち 

更新日:

ここ数日来談される方が多くて結構忙しい・・・今日は三件とも夫婦間葛藤の只中の夫たちでした。調停中だったり、別居中だったり、家庭内別居だったり・・

世間で言えばDV夫だったりモラハラ夫だったりするわけですが、法的制裁でその態度が変わるわけでもないし、離婚するのは妻にしてもそれなりにリスクもあるし・・・法的解決は本当の解決にはならないと感じられての来談のようです。

それぞれ自分の問題を受け入れ、それを克服したいと思つているけれど、どのようにしたらいいのかわからないので教えて欲しいと話されます。

そんな彼らに、単に暴力やコントロールをやめるだけでは解決にはならないと助言もします。反省だけではダメだし謝罪も受け取ってもらえるかどうかもわからない、いくら本人が努力を見せても、変化を言い募っても、相手の気持ちが動かなければ、ほんとの意味での回復やら修復にはならないし・・・・と助言。

そもそも、彼女が家出した理由とか、葛藤の生じた理由について、理解し、その原因に対する対策がなければ、葛藤がなくなることもないし相手も再同居を望まないだろうし、仮に再同居しても葛藤や暴力が再燃するのは目に見えています。

そもそも家族する理由や、家族の意味も、男と女でかなり違います。簡単に言えば男にとつて家族とは家とか籍とかの目に見えるハードです。女にとって家族とは人間関係であって目に見えないソフトです。社会で認知されるための役割(世間体)をこなすのが大切と感じる男と、日々の暮らしの中で家族の対話や満足を重視する女と・・・このズレが大きいから、そもそも議論は噛み合いません。そのストレスが葛藤になったりモラハラやDVになつたり・・・

今日の夫たちも、ほんといい人たちばかりでした・・・なのでみんな幸せになって欲しいもの・・というわけで私が助言させていただいたのは、役割意識をすこし解いて、暮らしを楽しむ、自分を楽しむことをされてはどうですか・・・と。

ちなみに私は働いて家族を養うことは、結婚当初から断ったし、基本ダブルポケット。経費や家事労働に関しては折半です。私が選んだ家事労働は料理です。連れ合いは洗濯を選択。

しかも私はそれから十年後には賃金労働そのものもやめてしまうことになりました。それ以降、家族の料理以外やりたい放題。毎日好きなことをして暮らすようになりました。が、人に迷惑かけたり、生活や健康が破綻するようなことはしませんでした。その結果の今です。カウンセラーとか援助とかも私のやりたいことでしかないので、稼げなくてもやれるし、少々ハードでも辛さは感じません。

そして、そんな私の日々の楽しみは料理だけではなくて、シネマしたり、プランターを育てたり・・・

やっと咲いた玉すだれ

マンデビラ

盛りのベゴニア

今日も賑やかに咲くトレニアレッド

反省して、家族を気遣って、我慢して仕事して、一生償いを続けるのがDV男のすべきことみたいに言う更生プログラムの主催者もいたりするようだけれど、それってただのDV逆転家族なだけで問題解決してないよね。

そうではなくて、家族みんなが、お互いを尊重し、自由と安心と満足に満ちた家族でないと、家族する意味なんかないよねえ。

クッキングを楽しめたり、お花を愛でることのできる男って、一緒に暮らすには悪くないよね、多少稼ぎが悪くてもね。なんちゃったりして・・

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