今日は満月みたいで、夜空に明るく輝いてました。美しくもあるし、妖しくもある。
何れにしても、お電話された方の気持ちに寄り添い、その人が自分の気持ちや考えを明確化させ、自己決定できるよう見守るのが基本です。私が善悪を決めつけたり、私の価値観を押し付けたりすることのないよう、常に自戒しています。
人は自分の顔を見るには鏡が必要なように、自分の心を見るにも心を映す鏡が必要です。得てして、人は相手には意識が向くけれど、自分には無自覚無意識的です。問題が起こった時は相手のせいで・・・と理解しやすいものですが、冷静に自己洞察することは難しいものです。
そんな時に、混乱して感情的になっている人の気持ちに寄り添い、混乱を鎮め、本人自身の行動や感情や意思を本人自身が理解できるよう、支援するのがカウンセラーの仕事、と言っても間違いではないでしょう。
そういう意味でも、強さや明るさに満ちた太陽のような働きかけではなくて、本人の輝きを奪わない月明かり程度の明るさが相応しいのかもしれません。今日お電話いただいた方のうち、お一人は、問題解決したとの報告をいただきました。辛くなったら電話すると言ってくださった方は今の所電話もないので、今夜もなんとか乗り切れたものと思います。
これからもみんな幸せになってほしいものです。そのためにも、悩む人たちが迷わないよう、彼らが自分の心を映し出す鏡としての、私でありたいと、今更ながらに感じた夜だったとさ。
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