DVやモラハラ、デートDV等の暴力問題・家族を巡る不安や問題のためのカウンセリング・ワーク・シェルター等の複合的支援を行っています。

日本家族再生センター

カウンセリング カウンセリング日記 支援・援助論

学びは深く、広く・・・メンズカウンセリングの世界

投稿日:

今日は三ヶ月に一度開催されるメンズカウンセリグの開催日でした。朝の九時半から、夕方の18時半まで、九時間の長丁場。遠隔地の方も参加ができるよう、オンライン参加もOKとしましたが・・・・なんと、参加者は四名という前代未聞の参加者数でした。

昨夜の勉強会が夜10時まで行われてたり、この暑さでお疲れだったりして、今日の参加が難しくなったのかもしれません。確かにせっかく開催したのに参加者が少ないのは主催者としては残念ではあるけれど、参加者の視点でみると、語る時間が沢山あるし、語りが深まりやすいということもあって、必ずしも悪いことではありません。

で、私を含め五人のセッションとなったわけだけれど、うち認証カウンセラー三名、当事者二名という構成のセッションで、専門用語もしっかり発語されるし、メンズカウンセリングの構成要件とか適応範囲とか、構造的な理解も深まる対話が交わされたように思います。

メンズカウンセリング・・・それは世間ではまだ理解も認知もされてないセラピーの概念だけれど、世間でのセラピーがうまくいかない事例が、じつはメンズカウンセリングで不思議と回復に至るということが起こっている、その理由が確認できたように思います。

さらにその理由を実証するような当事者の語りもあって、そのリアルを実感できたようにも思います。

どんなクライアントのどんな語りであっても、しっかり傾聴するだけでなく、クライアントからクライアントがクライアントに至る社会の病理についても学ぶことを可能にするのがメンズセラピーであって、セラピストはクライアントのワンダウンポジションに身を起き、専門知によるコントロールを手放し真のラポールを形成することを可能にします。

クライアント、セラピスト相互の学びや成長を可能にし、それぞれの人生物語の共著者にもなりうるのです。困難を極めたクライアントの人生が思いもよらぬ開花を達成し、豊かな実りをもたらす、この物語の面白さを知ってしまうと、もうやめられない・・・それがメンズカウンセリングというセラピーです。

でもねえ、それって世間の常識や構造に何も疑問を感じてない人には、理解も受け入れることも難しい価値観なんよねぇ・・・でも・・メンズセラビーで回復した当事者がたくさん世の中に拡散していけば・・・そんな世間の仕組みや常識も・・・すこしはまともなものになるんじゃないかな・・なんて私の妄想です。どうなることやら。

これからも秋口まで咲き続ける琉球朝顔

ブログランキング参加しました。読んで良かったら、ぽちっしてね♫
にほんブログ村 家族ブログへ

-カウンセリング, カウンセリング日記, 支援・援助論
-,

Copyright© 日本家族再生センター , 2025 AllRights Reserved.