かねてから精神医療の闇について語ってきた私だけれど、メディアがそれを報道することもないし、精神医療の闇は相変わらず続いてて酷い人権侵害が行われていました。そこには、精神科医、警察、行政の癒着、利権構造があり、その深い闇にメスをいれる者はいませんでした。
私はずっと以前、ある活動家の報告で知ったのですが、大阪の「大和川事件」で、大和川病院がひどい人権侵害が露呈し、このときはたまたまその利権構造が司法に糾弾され、病院の解体になったけれど、その構造は今もなお続いているようで、なかなか表に出ることもありません。その結果「死なないと退院できない」と言われる精神病院が少なからず存在する状況が続いてました。
ちなみに私の関わりの中で精神医療に接する事案もありますが、精神医療の闇に巻き込まれないような助言をすることもあります。今回、たまたま滝川病院の実態が暴露され、国会でもその実態がやっと議論されることになりました。まあ、国会で議論されてもメディアが報じなければ、なかなかその事実が多くの国民の知ることになることはならないのかもしれませんが・・・