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日本家族再生センター

カウンセリング日記

怖いよー、白紙の契約書・・・婚姻届とも言うけど

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先日の第十三回日本男性会議で、講演頂いた深尾葉子さんと盛り上がったのが、婚姻届ってやばいよねーって話。みなさん何気なく結婚するには婚姻届を出せばいいと思ってるけれど(四十年前の私も)あれって怖いよねーってお話です。

婚姻届って、夫婦間の契約でもあり、国家との契約でもあります。結婚したら、扶養の義務とか、同居の義務、貞節の義務とかが発生し、離婚に際しては、慰謝料、養育費、財産分与の支払い義務が発生します。これってやばくね? 国が強制執行するんだから・・なのに権利としての同居とか、貞節とか、親子面会とかは、国はなんも守ってくれません。要するにやね、この契約は、国が都合よく、国民を支配、管理するための契約であって、婚姻届はその契約の証し・・。

だから国がいいように判断するために白紙にしてるってこと。家を建てるとか、車を買うとかいう時に、契約書を見ないでハンコつく奴はいないだろうけれど、なぜか婚姻届は白紙なのに誰も疑問に思わんもんなあ・・不思議です。

私もうっかり結婚したけれど、同居初日に、家族責任を確認しました。大切な事は、経済的責任は各自の責任、相手に依存しないということと、家事責任は、台所は私の責任、洗濯は連れ合いの責任と、明確に分担した事。この契約は今も続いています。

もちろんうっかり結婚で、届けを出してしまったけれど、その契約で相手を縛るつもりもないから、どちらか一方が契約解消を望めば他方はそれを認めるという意味で、相互に離婚届にハンコついて保存しています。(様式が変わったのでこれは多分使えないと思うけれど)

そもそも人の心も体も考えも、成長や老化など時間とともに変化していきます。家族関係も変化していくのは当然です。変化に合わせて契約を変えていくのは当然の事。お互いが納得できるよう、しっかりと対話し、その時々の最善の関係を維持していく事が信頼関係であって、法律で縛りあって、不都合な事は国家の恣意的な介入を求めるなんて、子供の喧嘩のようなもの。

自分の人生を自分で考え、自己決定自己責任を全うできるもの同士が対話と信頼で構築するのが家族でしょう。家族の幸せは婚姻届をだしたからって得られるものではありません。むしろ婚姻届を出さずに、相互の信頼と対話、思いやりと愛情で、国家の介入を許さない関係からこそ、真の家族の幸せが得られるのでしょう。

でもねぇ、ここまで自立した個人って、なかなかいないよねぇ。国の教育方針もマスコミの情報も、どんどんバカになるよう仕向けてるから、大人にならないまま人格的には子供のままの大人が増えてて、家族幻想に煽られて結婚なんかするもんだから、問題は起こるよねえ。そこに離婚相談だのシェルターだの裁判だの面会交流だの離婚ビジネスが跋扈してる。

まだ結婚してない人・・結婚なんてやめときなはれー・・・結婚で苦しんでおられる方・・楽しい離婚を考えなはれー・・・幸せになりたかったら・・自分が何者か何がしたいのか、自分を知るところから始めたらいいし・・

それに、家族問題に関わって、人の役に立ちたいなんて考えてる人、家族とは何か、幸せとは何か、その辺りしっかり学んで欲しい・・テキスト読んでも、資格取っても無駄・・・

そんな家族問題の当事者、支援者の方たち・・・メンズカウンセリングを学んでくださいねー。年越しそうそうの元旦研修は1/1〜2  人数制限ありますので、参加希望の方、お早めに私にご連絡ください。来年2/2は「ひとまち交流館京都」でメンズカウンセリング講座第一講「修復的離婚と面会交流支援」をテーマに。さらに秋の男性会議は大阪開催だし・・・そうそう、12月頭の滋賀県のキャンプは12/7〜8の土日です。参加希望の方は、お早めにメールでご連絡ください。

幸せになりたい方、幸せにしたい方・・みんないらっしゃーい。

先日の男性会議も深尾さんの講演   と 夏のあきる野キャンプの風景

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