今日は連れ合いが用事で使わなくなった映画試写会のチケットで「万引き家族」を見てきました。
世間の価値観の枠の外を生きる人たちの世界から枠の中を生きるふつーの人たちを見る、そのことで、家族ってなんだと皮肉混じりに問いかけてる。そんな映画だったけれど、物心ついてからずっと枠の外から中を見続けてきた私には、当たり前すぎて、あまり刺激にはなりませんでした。
で、やはり邦画はビジュアル的に私は感情移入できないなと、再確認しました。ストーリー的には面白いんだけれどね。
そう、世間の家族意識って、ファンタジーだよっていつも私が言ってることで、血とか籍とか、収入とか・・それらは家族を作るあってもなくてもいい材料・・・本当に家族が家族であるために必要なのは・・世間の多くのみんながすでに失ってしまっているもの・・・かも。そのあたりを再確認するためにはこの映画、役に立つかもねー。