今朝もワイドニュース番組ではタレントの不倫だとかで賑わってたけれど、コメンテータターの玉川さんが、「こんなことは関係者以外なんの利害もないんだから、こうやって騒ぐこと自体が馬鹿馬鹿しい」って語ってた通り、不倫は刑事事件対象ではなく、婚姻という契約に於ける国家の介入に関するお話にすぎません。慰謝料払わないとか、養育費が足りないとか、そんなことはニュースにならないし、その程度のことで、他人がとやかく言うことではないのに、なぜか不倫というとみなさん大騒ぎで、色めき立ちます。
これはねえ、抑圧された性意識が感情を乱すから、みなさん気になるんよねえ、きっと。俺は我慢してんのに、我慢もせずにいいことしてる奴は許せないっ・・・て。そう、嫉妬ですよ嫉妬。
おれが辛抱してる分、いい目をしたお前も苦しめ・・という気持ちかな。不倫する人の問題ではなく、嫉妬する人の問題なんだけれど、そんなことに気づいたら、惨めになるもんね・・・蓋しなくちゃ蓋・・。これは男・女にかかわらずだけれどね。
とはいえ、最近は女が元気で、後腐れのない不倫が女たちの間では密かに流行してるとか・・・女たちの肉食化、オヤジ化とリンクした動きではあるでしょね。きっとマスコミを女たちが動かしたら不倫報道なんか、なくなるんじゃないかな。馬鹿臭くて・・・これは私の妄想だけどね。
昨夜は急な来談とお泊まりでした。複雑な関係を生きてるその方、なかなかその複雑さやそこからくるしんどさを受け止めてくれる人もいないようで、ときどき私のところにエネチャージに来られます。
その方、自分が変態であることには自己受容できてて、複雑な関係をなんとかバランスさせてるけれど、嫉妬妄想からくるしんどさからはなかなか逃れられない様子。確かにねえ、承認欲求が満たされてないと、見捨てられ不安にもなるだろうし嫉妬妄想に苛まれもするよねぇ。
けれど、その方、自分の辛さが自分の嫉妬妄想からくるものと理解し、その感情をどう受け入れ、自己受容していくかとても壮大な努力をされています。その方のそんな態度は私も敬意を表したい・・育ちつつある魂です。
ひきかえ、不倫がどうだこうだと大騒ぎして溜飲を下げてるゲスな世間の人たちのお粗末さよ・・。自分が堂々と自分の人生を生きてたら、他人の暮らしやセックスにあれこれ言うのは恥ずかしくなるよねぇ。
なんてことで、昨夜も日替わり近くまでおしゃべりしてましたとさ。
昨夜のシェルター定食。そうめんチャンプルーがうっかり塩辛すぎた、ごめんなさい。