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リベンジだっ・・・パインシフォン失敗の訳 

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昨日は長年続けてるグループの料理教室でした。ピロシキ、白菜のクリーム煮、ポテトサラダ、ピーマン肉詰め、それにパイナップルシフォンケーキでした。

少し前にバナナシフォンケーキを焼いたときは何の問題もなかったので、たまたま買ってたパインで応用してみようと、ほぼ材料は同じで、バナナをパインに変えてみました。するとなんと、スポンジのような焼き上がりにならず、気泡のない濃いめのカスタードクリームのようになってしまいました。味はいいのですが、シフォンとはまったく似ても似つかないものになってしまいました。

理由はバナナをパインに置き換えただけ。なぜそうなったか、あれこれ失敗の理由を考えたけれど、バナナの水分は75%でパインが85%、炭水化物がそれぞれ22%と13%だから、全体の量から比べて極端に違うわけではありません。

で勝手に憶測してみるのだけれど、パインのPH(酸性度)とパパインという蛋白分解酵素の存在。レモンではたぶんシフォンはできそうに思うから、PHの影響よりもパパインの影響の方が強いかな。

ということで、今日は、水の代わりに入れたパインジュースはそのままに、単純に昨日のレシピのパインをバナナに変えてリトライしてみると・・

やはりちゃんとシフォンになりました。といっても少し気泡が荒いけれど、しっとり具合は良好です。

今日も頑張ってくれたガスオーブン。私が結婚してしばらくの頃だからもうかれこれ四十年近くも昔の話。当時十万ほどで中古のガスオーブンを買いました。ファンが付いてて、ムラなく焼けるし、ガスなので火力も強力。容量も大きくタイマーと温度はダイヤル式のコントローラーが付いてます。いわゆる電子機器は一切ないので、壊れるところはありません。私が使い始めて四十年近くだから、製造時からは四十年以上の代物です。私もこんなに長い間使い続けている道具ってほとんどありません。

最近の道具はなんでも電子器機が使われていて、オートマティックに使えるけれど、アナログ人間の私にはかえって使いづらいというもの。調理は単純ではありません。材料の硬さ温度大きさ形状水分油分目的とする温度時間組み合わせ、など考慮すべき変数はものすごく多様です。これを私は自分で判断して道具を使います。数個のセンサーで勝手に決められたら、私の判断ができなくなってしまいます。そういう意味で、四十年前のオーブンは使いやすく、手放せません。まだまだ現役で頑張ってもらわないとね。

昨年買ったパキラもずいぶん育ちました。この春買ったモンステラ、フィロデンドロン、クワズイモも順調に育ってます。

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