メニューはピロシキ、ポテトサラダ、ラタトゥイユ、シュークリームにコーヒーゼリーです。お菓子は、クッキーかシフォンケーキかシュークリームのどれかをチョイスして欲しいと尋ねたら、シュークリームは難しいというイメージがあるのでシュークリームにして欲しいとのことでした。
女たちはおしゃべりしながら、男たちが手早く料理を作っていくのを眺めています。今日のスリーメンはクッキングは馴れたもので、様子を見ながら次々作業をこなします。
ピロシキの生地の発酵に少し時間がかかったけれど二時間弱で全部出来上がり・・・盛り付けも片付けも当然男の仕事。それになにより、女たちとの会話を楽しめること楽しませることも男の仕事。
男にとってこんな厳しい料理教室はないかもしれません。手取り足取りもないし、指導も教育もありません。状況を見ながら、自ら考え行動し、自分も楽しみ相手も楽しませる・・・マニュアルも正解もなく、その場その時の最善をチョイスするなんて、よほどの自己信頼と対人スキルがないとできないしね。こんなところで修行を積めば、どこでも生きていけるし幸せにもなれるってもの・・・と思うけれどね。
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