先日は「DVモラハラホットライン」の「電話相談員養成研修」でした。出足は悪かったけれど、一時間ほど後にはほぼいつも通り八人ほどの集まりとなりました。
研修参加者はほぼ全員当事者です。加害者だったり被害者だったり。私のカウンセリングやグループワークである程度回復し、さらにコミュスキルをアップさせたいとか、ゆくゆくは電話相談で当事者のサポートに関わりたいとか・・そんな前向きな気持ちをもってられるかたたちばかり。
で、研修の中身は、当事者の心理と支援 というテーマでした。私が主に伝えたのは、当事者の語りに寄り添うだけでなく、必要な助言を適切に伝えるけれど、巻き込まれないような聞き方とか、対話を重ねることで、過去の出来事に対する意味を変えていけるということ。ナラティブセラピーで言う所の「人生物語の書き換え」ということです。とはいえ、電話相談では、そこまでの対話はあまり必要性がないかも・・・
そんなおしゃべりの後は、ロールプレイを三本・・・いずれも学びが多い三時間でした。