先日の池袋・・早めに到着したけれど会場が開いてなくて、寒風の中半時間ほど時間待ち。 その間に、体は冷えてますます風邪症状がキツくなっていきました。なんと言っても゛咳が 止まらない・・・。熱感はなくなったけれど。
そんな中20人ほどの料理教室をやるつてんだから、もう大変。しかもメニューはとりから、茶碗蒸し、豚汁、きのこご飯に りんごきんとんというフルメニュー。
料理に慣れた方ばかりならさして問題もないメニューだけれど、料理をほとんどやったことのない、あるいはレシピ通りしかできないおじさんたちがほとんどなので、何が起こるか私も気が抜けません。
それでもあれこれ言いながら二時間ほどもたつと、それなりに「とりからきのこご飯定食」ができました。味はねぇー・・たぶんそれなりに美味しかったんでしょう・・それぞれのグループにもよると思うけれど。
それにしても、自分で料理できると言うのは、生きていく上に於いて、随分安全保障になるのではないか・・というのが私の判断。私は収入はほとんどないけれど・・わずかな年金はほとんど医療費に消えていくし・・・食費がわずかで済むしローンも家賃もないし・・暮らしていくのに必要なのはほんのわずかなお金・・・連れ合いとはもともとWポケットなので、彼女を扶養する必要もないし・・・衣類は近所の無古着屋さんで買うとタダみたいな値段だし・・お金がないと不安という人の気持ちもわからんではないけれど、だったらお金に頼らない生活スキルやら価値観を身につければいいのにと思う私。
でもねぇ、この資本主義経済の中でお金に頼らないで生きていく・・しかも豊かに・・のはそれなりに、しつかり考え、行動していける人でないと無理というのもわかります。自身のアイディンティティーを常識や制度に流されずに構築していくのはとても難しいからね。
とはいえ、これからの時代、今までよりもさらに暮らしづらい時代になるだろうから、極力お金に頼らなくて済むように生活力を身につけいいくのは損にはならんでしょう・・。とりあえずは、自分の暮らしや健康を維持するための料理スキルから身につけいていくことをお勧めしたい私。
だって私は遥か昔に賃金労働をやめ、世間からは完全に干されているけれど、生活には何ら困ってないし、人間関係もそれなりに豊かに構築できたし、癌になってる今も不便だけれど、結構幸せに生きてるしね。