日本家族再生センター

みなさん家族ファンタジー好きだよねー♫ ほんとは家族は危険だけどね

殺人・傷害事件の半数は家族及び親族で占められているのは、家族が危険な人間関係だってことの表れだし、私のところにやってくる方達、家族問題の当事者の方にとっても家族はとっても危険だし、厄介なもの・・という認識があります。

なのに、世間では、家族は愛、結婚は幸せ、そのための恋愛妄想も美しいもの、実はこれらは単なるファンタジーなんだけれど、そのことを誰も教えてくれません。親も親戚も学校も地域も職場も・・・家族が危険と教えてくれるのは警察の統計だけれど、幸せを夢見る当事者たちにとって、警察の事件統計なんて見ないだろうし、ゼクシーは読んでも民法を見る人はいないでしょう。

そして、おめでとう♫の言葉に押されて、白紙の契約書・・・婚姻届になんの疑問も持たずにハンコついて提出するのです。こんな怖いことよくするなぁ・・と不思議でならない私・・が変人なんだろうけれど・・。

車でも家でも購入するときはちゃんと契約書を見るだろうし、賃貸の住宅に入るときも会社や組織に入るときもそれなりの責任と義務を明記した契約書を交わします。これ世間の常識・・なんだけれど、なぜか二人が共同生活を始める時に、責任や義務、権利などについてなんの取り決めもせずに、名前と保証人だけ書けば受理される婚姻届という白紙の契約書にハンコついて届け出ます。

これが夫婦間の契約だけではなく、実は国家との契約であることにも思い至っていません。白紙だけれど、ハンコついて出した以上さまざまな法的義務やら権利やらに絡め取られてしまいます。

まあそんなこんなで、・・・そのうち、こんなはずじゃなかった、愛してなかったのね、勝手に裏切りやがって・・あの人のせいで・・子供ができてあの人は変わった・・etcあげくにモラハラやDV・・連鎖して子供が引きこもりや不登校、自傷行為や摂食障害、暴力になって家族はぐちゃぐちゃになっていきます。

その結果私のところに繋がってくるんだけれど・・そんな方達がカウンセリングを受けたりワークを重ねていくことで、相手が悪い、自分がダメ・・そういった思考から解放されて、自分の問題がなぜ起こったのか、どうすればその問題を終わらせられるのかなどが客観的に考えられるようになるし、家族の問題も終わらせることができるようになります。

今日の女ワーク、七人ほどの参加者だったけれど、多くの方の共通認識もあったし、似たような体験をしていることも、本音で語り合うことで見えてきます。ほんと、とてもいい語りがたくさん語られたけれど、それを世間に伝えられないのがもどかしい。

家族は危険・・だけれど家族は素敵・・そんな素敵で心地よい家族にするために・・♫ですね。

そうそう、五月の連休中三日金曜と四日土曜に、カウンセリングロールプレイを中心に行うさつき研修を開催します。場所は再生センターで・・二日間の参加費は6000円(食費・宿泊費込)です。メンズカウンセラーはもちろん、一般の方の参加もOKです。