日本家族再生センター

名古屋初ワーク、お疲れ様でした。

昨日は名古屋で初のワーク「女と男のスキルアップセツション」でした。残念ながら広報・宣伝の不足からか、新規の参加の方はおられませんでしたが、大阪、京都、関東、地元愛知、などから常連の参加者がきてくださいました。

セッションの内容は東京のセッションに習って、ミニ講座とワークを二つ行いました。開催は11時から、18時まで実質六時間。この六時間もあつと言う間に過ぎましたが、ワークでの当事者の語りは深くて、面白い。笑いあり、涙ありの本音トーク。

こんな話ここでしか話せないよねってことばかり。知識領域で教育的に認知や行動を変容させるプログラムが主流な中で、教育という知の権力構造を持ち込まない、情動に働きかける当事者プログラムは私のところだけでしょう、きっと。教育的ではないから一見何をやっているのかよくわからないけれど、なんとなく心が軽くなるとか、安心できるとか、話したくなるとか、感情の変化が起こってきます。そのことで本人の情動や行動が無意識的に変わっていくというわけ・・・。教育プログラムが新薬とすれば、情動プログラムは漢方薬みたいなもの、じわっと効いてくる分、本質的な改善になるということ。

もちろん知識の伝達も必要なものはミニ講座の中で伝えますが、それは、社会病理の構造が個々の個人や家族に問題を起こさせているということで、誰かが悪いということではないということ。自分を責めたり、相手を批判したりする必要もなく、ただ、なぜそうなったのか、その根本的な理由を理解することで、問題の本質的解決を目指すことも可能になります。

とかなんとかで、初日の名古屋セッション・・帰りのバスは19時・・二時間半ほどで京都着。自宅に帰ったのは夜も10時頃・・なんか、初めてのことでもあり、少々お疲れの味くんでしたとさ。ご参加くださった皆様もお疲れ様でした。ありがとう。