日本家族再生センター

話が通じない・・・

私の支援は、悪者退治ではないし、みんなの幸せを願ってのことなので、誰かの味方、誰かの敵という立場には立ちません。ここは弁護士とは基本的に存在の意味が異なります。

けれど、世間では、黒か白か、善か悪か、という価値観で理解しようとするので、私が誰かを支援して、その誰かと対立する人からすれば私は誰かの味方でその方の敵と理解されることも少なくありません。

そんな方は私のことを一旦敵とみなしたら、私の言うことはすべて嘘でデタラメ、聞くに値しないと意味づけるのかもしれません。とりあえず私の発言を聞いてみて、自身の価値観で判断してみる、という冷静さを失っています。こういう人に私が何を言っても通じません。

面白いのは「DVは なおる」のレビューに、この本はトイレツトペーパー以下だと書いた人がいること。よほどその方の感情を害したんでしょう。加害者が回復する、ということが許せないのだろうと思うけれど、おそらく、その方DVで傷ついたまま、回復できずにいるから、加害者が回復することが許せないのかもしれません。こんな方にこそ、私のセラピーで癒されて欲しいとおもうけれど、残念ながら、今の私の言葉は通じないでしょうねえ。

まあ、私の言葉が通じない人に私のセラピーはどこまで有効か・・とりあえずセラピーを受けてくれないと、話にはならないので、なんとも言えません。やむなく、私に繋がってくれてる方の支援を行いますが、それでも不安や怒りを煽ることはしませんし、対立的な言動にならないよう助言もいたします。

どちらが正しいとか誤りとか、私は関係ないし、その家族みんながしあわせになれるように、新しい価値観や多様な視点で理解することをサポートします。本人は状況の問題で悩み苦しんでいるのだけれど、問題の本質は状況ではなく本人の価値観や認知であり、私の仕事は状況を変えることではなく本人の認知や情動を変えていくこと。

けれどその作業は言葉だけではとても難しい場合もあります。というわけで身体を通じたセラピーも行う私。ボディーワークやランチセラピーやキャンプセラピーなどなど。ほんと言葉が通じなくてもセラピーができたら・・・ね。