日本家族再生センター

「豊かさ」の終焉・・・パラダイムシフトの時代

私は眠れないとか熟睡できないとかはなくて、睡眠も順調快調。とはいえ、時間不足で読書できないので、寝る前に横になって本を読むのですが、大抵数ページで沈没。酷いと三行でいきなり爆睡ということに。

てな訳で、読書がちっとも進みません。が、先日読了したのがマークボイルの「ぼくはお金を使わず生きることにした」で、次に読み始めたのが鴻上尚史の「不死身の特攻兵」です。で、先日ポチッとして届いたのがウォーラーステインの「アフターリベラリズム」これは20年ほど前の著作かな。

この三作、時代も内容も異なるけれど、私の意識の中では同じテーマで括られています。それは「人々の信じる常識が共同幻想であり、その虚構の世界はいずれ破綻する」というもの。

DVだの離婚だの親子断絶だの、個々の目先の困難や出来事も、大きな人類史のほんの小さなしかも当然の事象にしか過ぎません。個々の当事者には納得も理解も難しいことかもしれません。

けれど、個々の当事者が「なぜ自分が・・・」という問いを自らに問いかけ真摯にその問いに向き合えば、行き着くところには、この虚構です。

いったい世界の真実は何なのか、安逸な暮らしを続ける者には無縁の世界だけれど、否応なく、レッドピルを飲まされた者にとって、奈落の真実の世界を生きるしかなくなります。

なのに真実に向き合う苦悩から逃げ、虚構のブルーピルを求め続ける者には、真の平和も安心も得られるはずもなく、無間地獄を彷徨い続けるしかありません。

けれど、混沌の真実をもとめ虚構から脱するための困難な道をあゆむ者には、新しい世界が見えてくるのかもしれません。そこでは、人々を洗脳する富、マネー、権力、消費、という概念から解放された、確固たる自我が生まれます。

せっかく当事者になったのだから・・・真実を追求して、世界と自己の調和、融合を成し遂げ永遠の命を獲得して欲しいもの。マズローのいう自己超越というものかな・・。

そんなこんなを妄想する今日の私。昨夜のワークのレポートはまた後で。