日本家族再生センター

天気も良く穏やか・・・女性専用車両はもめたけれど

今日は朝のテレビ報道で女性専用車両に男性が乗り込んだことでトラブルになったとの報道が・・・あああの人たちね・・とちょっとワクワク気分に。

報道では、男性自身が撮影したらしい動画も使われていて、男性が乗り込んで、女性が出てくださいというのに対して、出ませんとやりとりがあって、次第に場がヒートしてきて女性たちの出て行けコールがはじまり、駅員らしき人が、出てくださいとお願いをして、それに対しても、出て行かない男性とのやりとり・・・電車が発車しないことでことが大きくなった様子。

びみょーなテーマにもかかわらず司会者の羽鳥始めコメンテーターの玉川、高木はまともなコメントを言ってて感心しました。

女性専用車両が運用される際に、それは果たして意味があるのか、デメリットはないのか、いろいろ冷静に考えなくてはなりません。もちろん痴漢・性犯罪は許されてはなりませんし、発生防止の手立てが考えられなくてはなりません。けれど女性専用車両がどういう意味合いで運用されているのか、有効性や副作用はあるのか、などしっかり検討されたのかどうか疑問符はついてしまいます。

高木がコメントしてたように、ことは犯罪者と被害者の問題なのに男と女の対立の問題にされていることが問題。男が全員痴漢であるわけは無いのに、男性全てが列車利用を制限されるのは、問題があります。また法律上この運用に強制力はありません。あくまで鉄道会社が任意に乗客にお願いする利用法にすぎません。女性専用と表現することと、実態は男性も利用出来る現実との矛盾があります。

実際にシルバーシートなどのように、ハンディキャッパーに対する優先席はありますし、そこに若者が座って、スマホいじってるからといって、女性があんたの席では無い、出て行けとはなりません。

報道で流された女性たちの出て行けコールもかなり暴力的だし、男性が女性に対してセクハラだ、という言い方も少々難ありという感じに聞こえました。

この問題は安易に男性全員を排除するという方法は人権上差別的で不適切だということと、専用車両で被害を防止できるわけでは無いということがあります。男性を排除することを目的とするのではなく、被害の発生防止に役立つ具体的な方策をとるべきでは無いのかということ。車では当たり前のドライブレコーダーのように、常時録画しておき、ことあればそのデータを犯人特定に用いることにすれば、被害発生の抑止にもなるし、冤罪の発生予防にもなります。さほど難しいことでは無いでしょう。

とりあえず、女性の権利主張が必ずしも女性の権利擁護にならずに返って男性との対立や葛藤を生じさせることになりかねないのは、DVモラハラも同じ構造にあります。個々の問題をなんでも女と男の対立問題にすり替え、加害被害を性別で振り分ける・・これは女性差別解消になるというより男性差別の拡大になり、男女双方にとって不幸なことと、私は理解しています。

とはいえ、彼らの実力行使が専用車両がいろいろ問題を含んでいるという問題提起にはなったことと思います。世間では男性差別をいくら言っても、だれも耳を傾けないしね。

そんなテレビを消して、私は今日はモーニングシネマに。見たいと思ってたけれど、あまり人気無いのか時間帯が朝一だけなので、税務署行きを兼ねて、行くことにしました。

モーニングシネマ、さすがに朝一だとお客さんはまばら。この映画、テーマは重く浮いた話の一つも無いけれど、登場人物それぞれのキャラと物語の進展につれ変化していくその心理描写が絶妙で、とてもリアルだけれど日本人にはありえないストーリーとして、私も存分に楽しめました。けれど、世間受けはしないよねえ、ペラい物語に慣れてるものね、世間って。

映画の後には税務署に寄って確定申告書を提出して、そこから事務所までの帰りにまた寄り道して、お買い物。野菜の掘り出し物探して・・。

葉物はまだまだ高いけれど、その他は見切りでいずれも百円お買い得。ブリアラは1.5キロでさんきゅっぱ。これもお買い得。

事務所に着いたのはお昼過ぎ、天気も良く穏やか、風もやわらかく、心地よいくて久々に窓を開け放ち・・