日本家族再生センター

深ぁいお話・・・・人間関係をめぐって・・

昨夜の女と男のワーク、参加者が少なくて、スカイプ参加、男女参加者、私、全員で4名の集まりとなりました。

山科から大阪駅、さらに地下鉄で・・天満橋まで。

ワークのテーマは「こんな時どうする?」で、虐待絡みの事例に遭遇した時にどう振る舞うか、という設問に答えていただきました。

それぞれに自分の判断を出し合い、語り合ったポイントは

虐待と自分が判断したのはなぜか、根拠はあるのか・・

見守る、あるいは、声かけするのはなぜか・・そのの判断基準はどこから来ているか

どこまでかかわるのか、かからわないのか線引きはどうする

などなど、それぞれが自分の価値判断や思い込み、自分の能力や限界、について、しっかり向き合うことのできた、時間だったように思います。

四人で確認できたのは、正義感で当事者をジャッジしたり、善意で自分の価値観を押し付けてはダメだよねってこと。

とりあえず、当事者としては、気持ちを聞いて欲しいだろうし、困ってる状況を理解して欲しい、ということで、そこから先、援助する人はできることできないことがあるから、できないことは引き受けないこと・・が大切だよねってことと。

けれど、世間の価値観は、DVでも虐待でも、当事者はとんでもない人、みたいに言われて、却って支援を求めづらいし、孤立してしまいがち。キャンペーンが当事者を追い詰めてるねってことにも思い至りました。それが事態を悪化させるのにね。

このことは虐待でもDVでも、家族問題が起こる背後には、どの場合でも言えること。誰も悪くないのに、当事者が悪者にされて叩かれる・・この暴力社会、困ったものです。