日本家族再生センター

何のための結婚?・・・

DVだの虐待だの、引き離しだの・・・挙句に離婚・・聞くほどに胸痛む話が毎日のように寄せられてきます。

痛ましい家族解体に至るプロセスはそれぞれですが、多くの事例に接すると、それらの困難の背後に共通する構造的問題が見えてきます。

当事者は相互に相手の問題と思ってるしそういう個人的な問題も確かにあるけれど、その個人的な問題が起こるのは個人的なことではなく、社会の構造がそういう問題を起こしてるということ。私のいう社会病理です。

戸籍や婚姻制度などを作る民法にある矛盾、時代錯誤な人々の家族意識やジェンダー意識。個人の主体性や自由、人権思想をないがしろにしている文教政策などなど・・・これらの社会的問題があるからこそ、結婚が破綻するし、親子が引き裂かれるという結果になってしまいます。

これらの社会的問題に目を向けないで相手に怒りをぶつけて争いを激化するだけでは、何も変わらないし、不幸は連鎖していきます。

私の支援では、相手に怒りをぶつけて闘争することより、自分の問題に意識を向け、自分が縛られている様々な問題から解放され、自由に生きることで問題を終わらせることを目指します。

そのプロセスで当事者が向き合わねばならないこと・・何のために結婚したのか、誰のために働くのか、子育てがほんとに子供のためになってるのか・・・などなど、自分が当たり前として信じてたことの真実です。

先日も離婚や引き離しで辛い思いをされてる方のお話を聴かせていただいたけれど、喪失の痛みから解放されて、手にした自由と可能性に目を向ければ、案外失ったと思ってるものがまた手に入るかも・・なんてことをお伝えしました。

その方、その後ブログのタイトルを変えたら、アクセスが二桁アップになったと、その意味を実感してくださったようです。

なぜ結婚するのか、なぜ離婚は悲劇なのか・・それはその人が結婚や離婚について、そのファンタジーと現実について理解してないから、と言えるかもしれません。逆説的に言えば、結婚しなくても幸せな家族は営めるし、離婚してより信頼の深まる家族もありえます。実際私の支援を受けた方でそのようなプロセスを経る方もおられます。

婚外子が5割近くになってる欧米先進各国とあいからわず数パーセントの日本の違い、離婚が悲劇で親子の引き離し・断絶がまかり通る日本と離婚したステップファミリー同士で合同パーティーを営める国の違い・・

そのあたりのことについて、何も知らない知らされない日本の人たち。何も知らないから、無意味に戦わされて、金をむしられ、挙句に家族を崩壊させられてしまいます。こんなこと・・やめたいね・

何かおかしいな・・と感じたら・・とりあえず、私にお電話・メールくださいね。

そうそう、昨日は金魚鉢で育ててたメダカがかなり大きくなったので、金魚鉢から、プラ水槽にお引越し。元気に育ってくれたらいいね。

育つメダカや植物だけではなくて、極力窓を開放する私のところには、しばしば、虫さんたちも・・・

 

なんていう蝶か蛾か知らないけれど

 

    これは昨年夏の夜に訪れたヒメホウジャクという蛾

 

少し時間ができたので、バナナ炊飯ケーキを焼きました。