日本家族再生センター

回復は仲間とともに時間かけ・・シェルター同窓会?

昨日の女ワークは賑やかな集まりになりました。男一名を含む大人十人、こども六人の参加です。うち五名はシェルター利用者の方達。しかも関東方面から久々の参加の方もおられました。

懐かしい顔、初めての顔も・・・ランチはお蕎麦で

こどもたちは管理されずに自由に気ままに

シェルター利用者の方達はみなさん「いつでも逃げ込める場所があると思うと安心できるし、強くなれる」と話されてました。シェルター利用されてない方もやはり、いつでも話を聴いてくれる、気持ちを受け止めてくれる仲間がいるってとても安心できるし、孤立したり追い詰められたりする気持ちにならないと話されてました。

一般に世間のシェルターでは、安全のためと称して利用者の自由は制限され、通信移動の自由はもちろん、個人的な対話や交流も極力制限されるようです。ましてやいわゆる加害男性との対話などありえません。

結果どうなるか、利用者である被害女性は自由な対話交流もなく、加害夫の追跡を恐怖し、不安の中孤立した心理となり、支援者のコントロールに支配され、より依存的になってしまいます。それは自立心や自己肯定感を奪い回復を阻害します。

これでは、DV夫から逃げても、自分らしく自己決定しつつ自由に自分の人生を生きることはできません。また新たなDV男に支配されたり、心病んだりするのもよくある話。

シェルター同窓会のような昨日の女ワーク、シェルターを出てもその後のフォローアップメンテナンスとしてはとても有効。幼いこどもが不安を乗り越えつつ自立していくための出撃基地としての母親、のような機能を持っているのかもしれません。妙に納得。