日本家族再生センター

ニコニコ離婚会議

昨日はメンズカウンセリンクの認証研修会。一応私も継続認証されまして・・・。研修会のテーマは「夫婦間葛藤と子供」でした。夫婦が両方私につながっているところは比較的修復的な結論に行きやすいのですが、片方だけだと、私につながっていない方は、離婚の際の傷つきやら不信感がなかなかぬぐえず、いつまでも困難を抱え続けてしまいやすい、ということが語られました。

また離婚するにしてもちゃんと対話し、子供を含めた家族で離婚会議ができているかどうかが大きくその後に影響するようです。子供が両親の葛藤の理由を理解し、葛藤から解放されるのが離婚であり、離婚しても両親との関係は継続する、そのための家族の形の変更・・と理解できたら、子供の傷つきは深くならないし、その葛藤を家族みんなで乗り越えたという自己信頼もできてきます。

けれど実際に離婚する家族は、子供の意見を聞き取りながらの離婚会議をすることはまずありません。司法も子供の意見は法的根拠にはしません。調停や訴訟で、争われるのは金の問題、籍の問題、であって心や家族の信頼関係は傷つくだけ。子供にとっては自分の知らないところで自分の人生が決められ、抗うこともできず従わされるということになります。当然、一方の親との関係も分断され、子ども自身のアイディンティティー形成にも影響します。

私の支援を受けながら家族関係を変えて、離婚する場合、私は極力子どもも交えての離婚会議をするように助言します。私がその場を設定することもあります。そんな時に実感するのが、子どもの理解力、判断力の確かさです。それぞれの親は感情的で冷静さを欠く場合も少なくありませんが、子供達はむしろ客観的に状況を見ているし、ちゃんと説明することで、理解し、自己主張も可能です。そんな子どもの意見に対して、両親は、それぞれ相手の意見には従いにくいけれど子どもの意見には受容的です。

ある事例では、小四の子どもと夫婦と私で離婚会議をした結果、子どもは友達と別れるのがいやだといい、妻は離婚して実家に帰りたい、夫は近距離別居をしたいと・・・・なって。結局、離婚後は長期の休みには子どもは父親と生活し、元の友達と遊び、普段は母親と生活するという結論になりました。今、長期の休みの前、連休などには夫は、元妻の元に息子を引き取りに行ってます。そこでは時間単位の面会にもならないし、面会交流支援も不要です。離婚してもそれなりの相互信頼が出来たからでしょうねぇ。

あれこれやってみると、戦いではなくて、相互理解を深め、家族関係を解体再構築することで、よりよい家族に成長しうるけれど、それを可能にするのが本来の調停の趣旨。なんだけれど、司法関係者はそのあたり、心理や家族病理について全くの素人。法律で裁けないものをさばこうとして無意味な家族解体を助長しています。

私が、離婚するしない、は大したことではなくて、信頼関係を作れるか作れないか、これが一番の問題、というのはその辺りのことなんだけれど、なかなか理解されにくいよねえ。家族幻想、結婚妄想に取り付かれている多くの人にはねえ。

 

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