日本家族再生センター

ブラックジャックも無免許だけど・・・

最近、YouTubeで「ブラックジャック」が自動配信されたりして、ついつい見てしまうんだけれど、ご存じブラックジャックは天才外科医でどんな難病もメス一つで治してしまうという男。けれど、彼は医師免許を剥奪されたまま、無免許で途方もない金額で手術を請け負うという破天荒な医者。そんな彼の元には政界財界の有力者が治療を求めてやってくるので、なかなか逮捕も起訴もできない様子。

彼は途方もない金額で手術を請け負うけれど、貧しい患者からは治療費を求めないという人情派でもあり、その物語は毎回ヒューマニティーとか、人生とか、命とか、深いところを訴える内容になっていて、手塚作品らしさを醸し出してます。

無免許だけれど絶対的な自信を持って仕事にあたるってところは、私もおんなじと自負するところ。でもねぇ私には何千万とふっかけるだけの相手がいないし、いても、数万でいいですって言ってしまいそ。

とはいえ、まともな仕事も出来ないのに何十万とぼったくる弁護士のような恥知らずにはなりたくないし、お金がないからセラピーが受けられないという人にも幸せになってほしいから、経費が賄えるぎりぎりの料金設定でやってます。資格がないとか、心理学を大学で学んでないとか・・だから一時間三千円でやってるというわけではありません。

こんな私からすれば、ふんふんと聞いてるだけとか、自分のセラピーメソッドを押し付けるだけで、はい一万円、と請求できる多くのカウンセラーにも、恥ずかしくないの? と言いたくなる私。アカデミズムで教える内容はクソみたいなもんだし、権威権力の与える資格に意味はないどころか有害とも考える私にとって、私の依拠する権威は「多くのクライアントの回復という事実」のみ。

この二十五年ほどでおおよそ九千件のカウンセリングをおこなってきた実践もあるし、今の所誰にもできないメンズカウンセリングの援助論もそれなりの有効性は実感しているところ。この辺りはブラックジャックに引けはとらんかなとの妄想もある私。

こんな私も人生のラストステージに差し掛かってて、メンズカウンセリングをなんとか形あるものにしておきたいなという思いもあります。そのためにねぇ・・誰か私に数億円くれないかな。お金なんかもうじき紙切れになってしまう可能性もあるご時世だから、そうなる前に私に贈与してくれたら、損にはならないと思うけれどね・・

昔々グルナイにきてた子供が書き残してた名言